最近の世相のキーワードになってしまった、
「ひきこもり」 「ぎゃくたい」であるが、
寺島実郎学長は、以下のようなコメントをしていた。
戦後のモデルである、16号線沿いに作ったベットタウンで事件は起きている。
戦前であれば、
そもそも、ひきこもる場(部屋)がない。
オープンな環境では、そもそも、ぎゃくたいが見過ごされる訳がない。
戦後の団地に象徴される、個人主義、私生活主義がある。
だれからも制御されないが、
だれも頼れる人がいなくなった。
寂寥感と孤独感の中で生きている。
人は人との出会いによって、人間は人間によって育てられる。
・・・・・受験塾の中で机上の学力で人間が育つわけではない、ということか。
しかし、そういった環境の中で苦しんでいる人たちにとって、
頼れる居場所の提供をしている我々の活動も重要性が増しているということだろう。
課題は、頼って来るべき人が来ていない、ということもあるのですが、
外に頼って保護者が動き始めると、事態は間違いなく快方に向かって動き出します。
一歩前に向かって歩き出す勇気があるがどうかにかかっています。

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■ 読書
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【No.26】
「教室でできる気になる子えの認知行動療法」
浦直巳著 中央法規
・発達障害のある子供たちの中で、「学習性無力感」状態にある子供は多くないでしょうか。
彼らは、家庭や学校で学習性無力感を学習している、といっても過言ではありません。
自尊心が低いと言う表現も可能ですが、実は我々が想像しているよりもはるかに深刻に、無力感や絶望感に苦しんでいるのです。
・説得するのではなく、あくまで「聴く」を基本に
先生が一方的に伝えるのではなく、子供の訴えや考えを聴くことに重心を置くべきです。
子供が持っている苦しみや不満を12分に聴取し、受け止めてこそ信頼関係が構築され、スタート地点に立つことができます。
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■ 読書
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【No.27】
「開成をつくった男、佐野鼎(かなえ)」
柳原三佳著 講談社
・鼎を始め西洋砲術を極める者たちは、アメリカの軍隊による警備の厳重さと規律正しさに目を奪われた。
ほどなくホワイトハウスに到着した。石造りの白い建物の前には、日本の城に見られるような堀もなければ石垣もない。
大国の頂点に立つ大統領が、家来らしき者たちのすぐそばで、ごく普通に振る舞っている。
日本人使節たちにとって、それは信じがたい光景だった。
・香港での初日から、鼎は道徳だけでなく、文化祭も廃れさせてしまう植民地支配の冷ややかな現実に、何とも言えぬ脅威を感じていた。
・明治5年(1872年)3月、「共立学校規則」が制定され、本格的な開校となった。
7月20日、鼎は兵部省、造兵廠を正式に退官した。
44歳、夏のことであった。
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