「うまいね!」と褒めてはいけない?
幼児教育教室運営の石橋 幸子氏によれば、
ネガティブな子どもにしないために
「比べない」言葉がけが必要という。
・比べる言葉がけは、子どもが否定的な考
え癖をつけることになります。
“○○さんみたいに…”
“どうせ…”
“昔は…”
など、いずれも、他人との比較、勝手な
思い込みとの比較、過去との比較であり
のままを認めてはいません。
教室内では「上手ね」という言葉かけは行
いません、とも言う。
“褒め言葉”ですが、実はここにも比較が
入っているため、知らず知らずに競争心が
生まれてしまう言葉です。
他人が「上手い」と言われることによって
自分は上手い部類に入っていないと勝手に
思いこんでみたり、いつもは「上手い」と
言われるのに今日は言われないということ
は、自分の評価が落ちてしまったのではな
いだろうか?と感じてしまうのです。
・・・・・感受性の強い生徒たちに、
「この絵、うまいね~!」と褒めていた私
は、一体何をやっていたのだろうか!
(^_^;)
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■ 読書
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【No.53】
「禅が教える人生の答え」
枡野俊明著 PHP新書
・歳を重ねることは老いることではない。
体力が衰えても、多少物忘れが出てきても、
そんなものは老いではありません。老いるこ
ととは、今日一日を無為に過ごすということ
なのです。
・小さな満足のかけらを積み重ねる。
今やりたいことは何ですか。今やらなければ
ならないことは何ですか。それを、今やって
下さい。
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■ 読書
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【No.54】
「解決のための面接技法」
ピーター・ディヤング、インスー・キム・バーグ著
金剛出版
・クライアントをエンパワー(元気づける)
し、長所に焦点をあてる。
・一歩後からリードするときが最善のリード
であるとも信じている。