「それって、ひきこもりを認めるということ?」
高学歴のご子息が就職に失敗してひきこもっている。
これは、最近、耳にするケースですが、
本人は自尊心・プライドが高いことから、決し
て打ちひしがれているわけではなく、学力に
ものを言わせて、国家、制度の批判を母親相
手に講釈を垂れる、という構図は想像できそ
うだ。
しかし、一方、本人も傷つくのが怖い、実は
苦しんでいるのだ、ということも想像できる
だろう。
さて、どのように対応すべきなのか?
・・・まずは、「自己重要感」(自己肯定感
+有能感)を高めてもらうように、本人のあ
るがままを認めてあげましょう。
そして、自分自身を愛し、ひいては他人も認
めてあげられるように繋げていきましょう。
・・・「それって、ひきこもりを認めるとい
うこと?」と、母親から疑問も返ってきそう
ですネ。
これは、単に「ひきこもりを認める」という
ことではなくて、「ひきこもっているいる今
の本人の状況を認めるということ」と、解し
ます。
そして、何より先に、お母さんのこれまでの
頑張りや苦労を認めてあげたいですね。
「もう十分尽くしてきました。これからは、
自分の人生、幸せを探して生きてください」
と。実は、ここが出発点なのです。
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■ 読書
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【No.51】
「運命を変える本物の言葉」
桜井章一著 ゴマブックス
・体力が衰えたことを言い訳にするような年
寄りには、なりたくないものだ。
昔の人には、気骨というものがありました。
歳をとっても、いざというときそんな迫力が
出せる人間でいたいと思っています。
・相手のことばかり読みとろうとするコミュ
ニケーションは、失敗する。
相手をわかろうとする前に、自分のほうから
見せるべきなのです。
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■ 読書
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【No.52】
「超実践編 トヨタで学んだ「紙1枚!」
にまとめる技術」
浅田すぐる著 サンマーク出版
・本や映画の感想をまとめる。
①ひと言感想は?
②どこがよかった?
③どうしてそう思った?
④どうして役に立った?