厄災戦とはどんな戦いだったのか―――機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ
謎しかねぇな。 川´_>`)<どの辺りが? 全部だ。 P.D.323から約300年以上前、地球圏から火星圏を舞台にした大規模な惑星間戦争。 だけど、過去のガンダムシリーズと違って、この戦争は人類同士の殺し合いではない。 どうも、最初は人類同士の殺し合いだったらしいが、各陣営が開発し実戦投入した無人兵器群が制御不能となり、敵味方関係なく人類を虐殺し始めて、そこから制御不能な機械と人類の存亡を賭けた大戦争となったらしい。 結果は、人類の勝利で終わった。 だが、その代償はとても大きかった。地球圏の統治機構は壊滅し、人類文明は後退を余儀なくされてしまう。 劇中でも示された遺失技術、技能はたくさんあったのだろう。 だが、300年前に人類を滅亡の淵に追い込んだ亡霊は未だに人類の生活圏のどこかで眠っているようだ。 なんかね・・・ガンダムWにターミネーターとマトリックスを足して、地球人類が機械に負けなかったって感じかな。 ガンダムWのMDように無人兵器の有人兵器に対する圧倒的な性能差、ガンダムF91のバグに倣う「機械による無作為な粛清。誰の良心も痛めることのない良い作戦」を各勢力が実行した結果、無人兵器群はターミネーターシリーズのスカイネットよろしく「自我に目覚めた」のだろうね。そして、自我に目覚めた無人兵器群は1つの集団=全にして1なる存在として結実し、マトリックスのように人類に対して全面戦争を起こしたのだろうね。 まぁ、マトリックスの前史のように、人類が機械たちを危険視して戦争を仕掛けたのとは別で、ターミネーターのように突如、人類が機械たちからの奇襲を受けることになったのだろう。 この厄災戦が何も詳細が明かされていないのがすごい気になるね。 ファンの想像に任せると言うのもアリなんだろう。 もし、鉄血のオルフェンズで新シリーズをやるなら、是非、厄災戦当時の出来事を映像化して欲しいよね。 ・・・でもね、内容がないようで、ゴールデンタイムで放送できない内容になりそうなんだよね。 何故かと言うと相手人類じゃないから。 と言うよりも“人間”じゃないからかな。 これスゴイ重要なことで、登場人物が味方サイドの人類だけに限定されそうなのよね。 敵との会話とかそう言うのが一切無い。何故なら相手は機械だから。まして効率よく人類を虐殺することを行動原理にしているのがあのMAなので会話なんてまずありえない。 マトリックスの機械たちは個々が自我を持った“人間”として描かれた存在だったので会話はできた。でも人類と機械、それは異種族となるので殺し合いは凄惨を極めた。 だって、違うモノ、異なるモノ認識した相手に対しては、冷酷無比、残虐非道の限りを尽くすことができるのは“人間”の本質の1つだから。 MAハシュマルの随伴機であるプルーマの戦闘スタイルを見ていれば分かるけど、MSに搭乗している人類を確実に殺傷するためにコクピットを集中攻撃してくるあたりにそれを感じる。 つまり、阿鼻叫喚の地獄が映されるってわけですよ。 それどころか、機械たちは人類と戦うのに、捕虜にした人類を盾に使うかもしれない。阿頼耶識を強制的に施術されてMAの部品にされた哀れな人類を。 ザンボット3などで見られたガイゾックのような黒富野全開の悪辣極まる攻撃を機械たちがしてくるかもしれない。いや、するだろう。 それが有効と見做せばすぐに実行するだろうね。機械に躊躇いも恥もなく、外聞も気にしないから。 機械たちを“人間”として描くかで物語の陰惨度が変わってきそうな感じがする。 だが、どちらにしても地獄絵図が描かれるだろう。 ガンダム作品でありながら、かなりの異色かつ、陰惨な作品になること間違いなしだね。 それこそ水星の魔女などとは比べ物にならないほどの地獄絵図が描かれるだろうよ。 天使を自称した機械がビームで人々を消滅させ、巨躯が人々を踏み潰し、街を蹂躙する。地球圏のありとあらゆる場所で、ありとあらゆる方法で機械の群れは人類を殺戮するのだろう。 そして、地球圏は人々の悲鳴と、人々の残骸で埋め尽くされる。 そんな人類の地獄が開かれた世界で、英雄アグニカ・カイエルは父が造りし“悪魔の名を冠したガンダム”で“救世主”になるのだろう。 それを見る覚悟がありますか?