最凶「螺旋階段ヘアピン」に遭遇す【へっツー日誌】 | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

バイクには本当にいいシーズンになってきました!

 

さて、ここの所取り組んできた「県道一桁シリーズ」

7月に県道4号の切通しのヘアピンで油断して転倒し、GNのクラッチレバーを根元から折る、というアクシデントに見舞われ、命からがら逃げかえってきた。という所でストップしておりまして、リベンジはおろか新たなチャレンジもしていなかったわけです。

 

本来ならこの県道4号へのリベンジを果たしてから次のチャレンジをするべきなのだが…

せっかくこんないい季節に何が悲しゅうてあんな鬱蒼とした山の中の荒れた道を走らにゃいけんの?

気持ち良くドコドコ走りたいじゃあ~りませんか~(笑)

 

ということで先々週は大好きな9号線でまた川之江のうどん屋に行ってきた。

 

 

そして今回は一桁県道の中でも最も道が整備されているという「県道2号」に挑戦だ!

「挑戦だ!」と言っても今回は多分フツーの道だけだから多分なんのトラブルもアクシデントも起こらないはず(フラグ?)

 

なので県道2号だけを走るのはつまらないので、東讃地方ではよくバイクツーリング先に選ばれるという「大串半島」を含むことにした。

ツーリングプランはこ~んな感じ!ちなみに県道2号は③から⑥の間になる。

 

まずは国道11号線を東へ進む、高松を越えると交通量はグッと減る。

志度から大串半島に入る。

この半島をグルっと回って…

 

う~ん…、もっといい景色を期待してたんだが…

バイクを下りてちょっとでも歩けばいいんだろうけど、最近それが面倒で面倒で(笑)

さ、寄り道はこの辺にして元の国道11号線に戻って県道2号を目指そう!

 

アレッ?

前に調べたときはこんな寂しい道じゃなかったはず…。

 

どこかで道を間違えたか?

でも海岸線の近くをずっと下っている感じだから方向的には間違ってないはず、それに全く車が走ってないような廃道ではなさそうだから、そのうちどっかに出るでしょ。

 

実はこの時、半島をグルッと回って再び県道135号線に戻るはずだったのだが…

 

しかし、実際は赤の矢印の所で間違えて青の矢印の方の道に入ってしまっていたのだ!

 

確かに方向的には間違いない。

無事降りられれば…。

 

ま、この程度の道はこれまで何度も経験してるからね!

どうってことはないかな?

 

もうだいぶ下って来てるし…

もうそろそろ太い道に出てもいいんじゃないの?

 

 

そう思った次の瞬間!

私の眼に飛び込んできたのは更に道幅が狭まった上にこれまでとは比べ物にならない高低差の魔のヘアピンカーブ!

道の両脇は落葉が堆積し、ご丁寧にも道の真ん中にも積もっててバイクで通れるところは激狭!

うおおぉぉぉぉお~!

 

当然写真など撮れる余裕のあるはずもなく、これはGoogleストリートビューから探し出した写真。

 

こ、これは、まるで!螺旋階段のようではないか!

 

しかも2連続!

 

ここは険道巡りをしている私的にもトップクラスの難所であり、ここに比べたらGNを倒した4号のヘアピンなど子供だましのようである。

 

ここは軽トラや小型orオフロードバイクならまだマシだろうが、大型バイクで通るところではぬぁ~い!

しかし、しかしここでレブルを倒すわけにはいかん!

絶対に!

そろりそろりと失速しない程度に速度を落とし、慎重に慎重に通り過ごす…。

 

ハァァァァァァ~…。

 

良かった…何とか通れた…。

まさか、寄り道程度に来たこの半島にあんなトラップが隠されていたとは!

場所的にはこの辺になります!

香川のライダーさんくれぐれもお気を付けくださいね(笑)

A-1さんはここ走ったことあります?

 

この難所を過ぎてしばらくすると人家があり、道も良くなりホッとする。

すると、向こうから大きめのバイクが走って来て、私ににこやかに「ヤエ~」をしてくれた。

彼は今から私が来た道を登るのだろうか?

この辺を良く知っているライダーだろうか?

まさか初めてというわけではないだろうに…。

もし私が下りではなく登りであの難所に差し掛かったらどうなっていただろう?

ベテランライダーのような感じだったからあそこも難なく通過するのだろうか。

そんな心配を彼に伝える暇もなく彼は走り去ってしまった。

 

しかし、いつ何時試練が訪れるかわからない。

これからも気を引き締めて2号線を走ろう!

 

 

 

                            つづく