「栄枯盛衰」~私は一体何に乗りたいのか?~⑦ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

徳島の県道12号線を東に進み、無難に国道193号線で帰ればいいものを天邪鬼の私は止めときゃいいのにまた険道に挑む!

 

県道12号線を左に折れると県道7号線に入り北進する。

このまま山越えすれば塩江に着くはずだ。

 

最初はみんないい人ぶるのよ…。

 

それで、心を許したら段々本性をあらわして…。

 

あぁ…やっぱり…。

 

あなたもそうなのね…。

 

 

 

この県道7号線は奥の湯温泉(現在は閉館)や奥の湯キャンプ場、そして内場池の湖畔を通り、国道193号に合流する。

 

6、7年前に家族でバーベキューをした「奥の湯温泉キャンプ場」はまだ営業しているらしいが、この温泉館はいつからか閉館して廃墟にようになっている。

屋島も塩江もかつては多くの観光客で賑わったと聞く。
この塩江には戦前「ガソリンカー」と呼ばれる鉄道が存在し、多くの観光客をここ塩江に運んだのだという。

ガソリンエンジンを積んだ「ガソリンカー」、その形状から通称「マッチ箱」と呼ばれた。

 

当時の塩江温泉のにぎわいは、専属の少女歌劇があり、温泉旅館では菊人形や花火大会、鵜飼(うか)いなどが催され、街はカフェ、映画館、円タクなどであふれていた。

「四国の宝塚」と呼ばれた塩江旅館「花屋」専属の「塩江温泉少女歌劇」きらびやかな衣装を身にまとい、歌や踊りを披露したという。

 

太平洋戦争の直前に歌劇団は解散、劇場のあった「温泉館」も取り壊され、塩江温泉の象徴的存在だった「旅館花屋」も焼失。戦時中のガソリン不足により「ガソリンカー」も廃止され、塩江温泉郷は急速に衰退してゆく。

 

県道7号線と国道193号線の合流地点には去年の春ごろ訪れた「いこい食堂」がある。

「いこい食堂」の中華そば。親鳥をたまごでとじてあってまるで「親子丼」のような中華そば。

 

これらは去年の写真だが、今日も通りすがりに見たら結構な人数の人が待っているようだった。

 

今日の目的地は「谷岡食堂」

ここの中華そばもおいしいらしく、ぞっと以前から来たいと思っていたので今日は絶好のチャンス!

 

さて無事中華そばにありつけるか?