さて連休の火曜日、「梅雨の中休み」で数日晴天が続いている。
明日からは天候が崩れるというので乗るなら今日!
というわけでのどかな田舎道をドコドコ走って「映画UDONの聖地」と言われる「三嶋製麵所」にやって来た。
事前の調べで店の駐車場は小さいが、少し離れたところに公民館があってそこに停めて歩いても良いというので安心して出かけた。
国道438号から左に折れ、少し入ると公民館らしき大きな建物が目に入ったが、とりあえず店の前まで行ってみることに。
店の駐車場と思われるスペースは車3台くらいの広さだが、一台しか停まってない。
時間は10時半、時間としては中途半端な時間ではある。
地面の傾斜を注意深く観察して出やすく、なおかつ他の車の邪魔にならない場所に無事駐車できた。
店は映画の時と比べてもそう大きく変わっていない。
映画の公開後、忙しくなって玄関先に大きな「日よけ」が出来たことはネットで知っていた。当時は古ぼけた店に真新しい大きな白い日よけは無粋で雰囲気が壊れる、と言った声もあったが今ではその日よけもそれなりに経年劣化して馴染んでいる。
店は若い男性が二人店を切り盛りしているようだ。
先客は二人、高齢のご夫婦。
うどんの観光客というより地元のお客さんか?
おかみさんと仲良くしゃべっている。
あの映画から20年は経っていると思うのだがまだまだ元気そうだ!
うどんは「冷たいの小」を頼む。
この店には「出汁」はない。
うどんのサイズと冷たい(そのまま)か温めるか、を選ぶだけである。
あとは醤油をかけたり生卵で絡めたり、ネギ、味の素、唐辛子などで食べるのみだ。天ぷらもない。
うどんはちょっと時間が経っているかな?
中途半端な時間だからしょうがない。
帰りに生うどん5人前を買ったので家でゆでたてを食べよう。
おかみさんに「ごちそうさま」を言ったら再びレブルに乗り込み、438号線を更に南下する。
438号線をそのまま南下すれば「三頭トンネル」を抜け、徳島県に入るのだが、それでは面白くない。
ということで丁度「谷川米穀店」の所から分岐する県道108号線で山越えをしようと思う。
事前にGoogleストリートビューで道の大体の様子は把握していたつもりだったのだが…。
最初は快走路!対向車も全く無く「これはいい道を見つけたなぁ~」
とのんきに構えていた。
ん?ちょっと寂しい感じになってきたかな?
ま、でもこのくらいは想定内!全然大丈夫!
う~ん!道間違ってないよね?
もうやめて~っ!(笑)
落石や落ち葉もすごい!
ここはまだマシ!本当にピンチの時は写真を撮っている余裕などないのだ(笑)
こういう木漏れ日の道は落石や木の枝などが落ちていても見つけにくい。
時折「パン!パ~ン!」とタイヤが避けきれなかった小石を弾く。
大丈夫か?
こんなところでパンクなどしたら終わりだぞ!
さっきから全く対向車も走ってない。
殆ど使われない道なのだろう。
もっとよく調べておけばよかった…
大型バイクで来る道じゃないよ!ここは!
でも、ゆっくり走っていれば…
ほぼ1速、たまに2速のスロー走行。
大きな落石や枝を踏めば転倒してもおかしくない。
こんなところで絶対転びたくない!
しかし、なんか楽しい!
高速道路をただ淡々と走っているより数倍楽しく感じる。
やはり俺はオフ車向きなのか?
と、道が開けて来た!
ここから少し歩くと「土器川源流碑」があるそうだ。
歩くのは面倒なのでこのまま進む。
峠から平野部の人家が見える。かなり高い所まで登ってきたんだなぁ~。
ここからドンドン下りて行く。
途中「三好市健康とふれあいの森」という宿泊やレクリエーション施設があってそれを越えると道はグッと良くなった。
更に南下すると県道12号線にぶつかる。
12号線は吉野川の北側を池田から鳴門まで結ぶ県道である。
12号に入ってコンビニでしばらく休憩すると今度は東に進路を取る。
このまま東に走り、普通なら国道193号線で塩江に入るのが定石だが走った事が無い道を走りたい私は県道7号線を選択した。
この辺が心配なんだけどなぁ~。
さて、どうなりますやら…