「うどんからの中華そばツー」~私は一体何に乗りたいのか?~⑤ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

超厚底シューズ(シークレットシューズとも言うw)のおかげでシート高830㍉のセロー250にまたがる事に成功した私。

まだ実際運転したわけでもないのに勝手に妄想を膨らませる。

830㍉のセローが乗れるということは800㍉は楽勝か?

だったらこないだちょっとまたがってみた「Vストローム250」は当然大丈夫だろう。

待てよ!

レブルの代わりに乗るのならもうちょっと排気量が欲しいな…

「NC750X」まで行くと大きすぎるから「400X」と言う手もあるぞ!

ホンダ400X(シート高800㍉、車重196㌔)

 

最初からこれくらいにしとけばよかったんだよな~。

でも大型取ったら大型乗りたいよね?

 

あるバイク乗りのお客様がこんなことを言っておられた。

「自分は若いころからホンダCB1100に憧れて、いつか乗りたいと思っていた。所有することになった今、これからもずっと維持できるように色んな事に頑張っている」と…。

 

私は若い頃は全くバイクに興味はなかったから「いつか乗りたい」と言った憧れのバイクは当然ない。

55歳でひょんなことからバイクに興味を持ってここまで突き進んできた。

レブル1100は言わば「消去法」で選ばれたバイクなのだ。

 

大型バイクに乗りたいが…

●まず足つきが良くないと乗れない→アメリカン、クルーザータイプ

●高価なのは手が出ない→ハーレーなどは排除

●重すぎたり大きすぎるのもダメ→250㌔以上のバイクを排除

●候補 ホンダレブル500、1100、カワサキバルカンS

で結局「レブル1100DCT」

 

もちろん「妥協」と言うわけではない。

しかし、毎度毎度「体格」のせいにするわけではないが「選択肢」が少なすぎた。

 

レブル1100は確かに所有する満足感を満たしてはくれるが、「自分にピッタリ!」だとか「乗ってて楽しい!」とはとても思えなかった。

 

ただ、えらいもんでこんな非力でどんくさい私でも乗っていると「慣れ」てくるのか、段々と「恐怖心」が薄れてゆくのを感じる。

それと同時に「このレブル1100DCT、良くできているな!」と感じることが多々あるのだ。

一つはDCT(ディアル・クラッチ・トランスミッション)機構である。

このDCTは簡単に言えばオート(自動)でギヤを変えてくれる機構なのだが、スクーターのそれとは違い速度に応じて「ガチャン、ガチャン」とギアを変化してゆくさまが分かる。

このメーターは私のレブルのではないが、現在スポーツモードに設定されている。

一番右には気温が表示されるのだがこのモデルは海外仕様なのか華氏(ファーレンハイト)表示なので68という数値になっていると思われる。

クルーズコントロール使用時には速度設定後、数秒間ここに速度が表示されるので今何キロの設定なのかわかりやすくて安心だ。

 

そのDCTモードは「スタンダード」「スポーツ」「レイン」の3種類のモードを選択でき、それぞれの特性を生かした走りをすることができるのだが、そのDCTモードの最中でもギアを一段上げたいな、もしくは下げたいと思えば左のこのスイッチで操作できる。

「MODEボタン」で変更したいカテゴリーを選択し、「SELボタン」で変更することができる。オドメーターの他に、タンク残量から走行可能距離も表示できるので安心だ。

一番下の「-ボタン」はシフトダウン、向こう側に「+シフトアップボタン」がある。-の上は「ウインカースイッチ」慣れないうちは戸惑うが、慣れればノールックで操作できる。

 

 

それでもまだ満足できない場合は「ユーザーモード」で(パワー)(トラクション)(エンジンブレーキ)(DCT)の4つの要素を任意で調節することが出来て、より自分好みのライディングを楽しめる。

そしてもっと思い通りにギアを選択したいと思う時は「マニュアルモード」を選択するとMT車に近い感覚でギアを操作することができる。

ただ、完全なマニュアルではないので、何速に入っていても停車すれば自動的に1速になるし、適切な速度にならなければ無理なシフトアップはできない。

真ん中ボタンの「N」はニュートラル、「D」はドライブ。その横の「A/Mボタン」でオート、マニュアルを走行中でも切り替えることができる。

 

ワインディングロードや峠道を走る時は「マニュアルモード」

市街地を走る時はお任せの「DCTモード」と使い分けることも出きる。

つまりオートと言えど、自分の好みやシチュエーションに応じた走りを選択できるという点で凄く良くできていると言わざるを得ない。

 

それに加えて大排気量1100ccエンジンを搭載し、グリップヒーター、クルーズコントロール、ETCを標準装備していて新車価格120万円は、皆が言うようにコストパフォーマンスに優れれたバイクなのだろう。

 

私の店の連休の火曜日に日帰りだがちょっと長めのツーリングをしてきた。

遠くに行かなくても走ったことのない道を走るのは結構楽しい、ということで今回もなるべく走ったことのない道を選択。

県道17号から国道438号に入り「三嶋製麺所」を目指す。

ここは前に紹介した映画「UDON」でユースケ・サンタマリア演ずる主人公の香助がうどん店探索のきっかけになったお店という設定で、もちろん実在し、映画には実際ここのおかみさんが出演している。

映画公開後、この店も全国的に有名になって随分忙しくなったと聞いたが実際どうなんだろう?

ここから少し先の「谷川米穀店」はかなり昔に一度、そして2月にレブルで訪れているがこの「三嶋製麵所」は初めてなのだ。

主演のユースケ・サンタマリアと小西真奈美。
 

現在の「三嶋製麺所」
 

国道438号線から左に入るともういきなりのどかな田舎の雰囲気。

さぁ、このレブルで入って行って大丈夫なのか?(笑)