レッドバロン高松香西店で念願の「セロー250」に跨らせてもらうも全く足がつかず打ちのめされる私。
もっと足つきのいいオフ車orアドベンチャーバイクはないのか?
ネットで色々調べてみる。
ホンダ XR230 モタード。シート高800㍉
ヤマハ TW225E。シート高790㍉
あるにはあるんだけどなぁ~。
レブルからの乗り換え、と考えるとどうしても役不足というか…
車格を求めるとどうしても大きく重くなるのは必然的。
増車かGN125hとの入れ替えが出来るならそれほど悩むこともないのだが、色々な事情でこれ以上バイクにお金をかけられない状態にあるのでそれもまた難しい。
先日、ちょっとした修理と点検のためレブルをホンダドリームに預けてきた。
前にも書いたように私の店の定休日とホンダドリームの定休日が丸被りしているので、いつも私のお店が早く終わる土曜日の夕方に持って行き、代車を借りて翌日の日曜日の夕方に取りに行くというパターンである。
借りた代車は「ホンダPCX125」
言わずと知れた原付2種のベストセラーバイクである。
幹線道路でも楽に60kmで巡行し、80kmまで達しても静粛性と安定性を維持する高性能には驚く。
これに乗っていると1100ccが本当に必要なのかと疑問に感じてしまう。
ただ、足つきは良くない。
どっかりとシートの奥に座ると全く足がつかないため、停車時はお尻を前にずらしてやる必要がある。
これに乗るために私が用意したのは以前大型教習の際に購入した厚底ブーツ。
これは「ワイルドウイング」のようなバイク用ではないのだが。
このように厚底な上に更に内側に分厚い中敷きが内臓されていて、もはや「厚底シューズ」と言うより「シークレットシューズ」と呼んだ方がふさわしい(笑)
大型教習用に買ったのだが、波状路の際の立ち乗りをするとこの分厚い踵のゴムの部分がどこかに挟まって危険なのであまり出番はなかったのだ。
このシークレットシューズを履いてもPCXは両足つま先ツンツンなのだが、それだけ着けば車重の軽さもあって立ちごけするような心配は殆どなかった。
じゃあ、セローも同じじゃなかろうか?
私が所有する中でも最も高い靴底を誇るこのシークレットシューズを持ってすればセローも攻略できるのではないだろうか?
そういえば…
同じ香川住みブロガーのA-1さんから国分寺の「バイク館SOX」にセローがあったという情報を得ていた!
これは寄ってみる価値があるのでは?
「バイク館SOX」は私の自宅とホンダドリームとの丁度中間地点、国道11号線の通りすがりにあるので好都合だ!
私はホンダドリームの帰り、Uターンして寄ってみることにした。
店内はガラーンとしている。
時間的な事もあるのかもしれないが、日曜だというのにお客さんは一人もいない。
スタッフも1人。
バイクを見て廻る…
あった!あった!
それも私が欲しいと思っている「ツーリングセロー」が一台あるではないか!
ツーリングセローは通常のセローにフロントスクリーンやリアキャリアを追加したモデルで、基本的にそれ以外は変わらない。
しばらく眺めていたが「展示車両はすべてまたがれます!」のキャッチコピーに背中を押されてスタッフに跨らせてもらえるように頼む。
スタッフが並んでいる中から引っ張り出してくれて、いざ!
なんか今日は行ける気がする~!(笑)
ハンドルを握り、なるべく足を高く上げてまたがる。
おぉ!丁度PCXと同じくらい、両足つま先が付く状態だがバイクも起こせたしギアチェンジもできそうだ!
車重が軽いのでその状態でも立ちごけの恐怖はあまりない。
「乗れる!乗れるぞ!」
先日のレッドバロンでは素足同然の薄い靴底でトライしたため全く勝負にならなかったが、シークレットシューズの効力の凄さよ!
私は昔長渕剛の「素顔」をカラオケで十八番にしていたがやはり「素足(素顔)」では勝負にならない(笑)
このシークレットシューズのおかげでシート高830㍉のセローの攻略に成功した!
と言うことは?
もっと乗れるバイクがあるんじゃなかろうか?
夢が膨らむなぁ~(笑)