すっかり天候は回復して、早い時間から別府の街をブラブラ…
中学の修学旅行で行った「地獄めぐり」にでも行こうかと思ったけど、なぁ~んか気が乗らない…。
もう一日天候の回復が早ければ…
悔やんだところで天候がどうなるもんでもないんだが。
まだ時刻は夕方5時前、居酒屋なんかはまだやってない。
近くに早くからやっている立ち飲みのバーがあるというので行ってみる。
メッチャおしゃれだ。
意を決して入店!
観光客というより地元のおしゃれな人が集まっている感じ…
その常連さんに囲まれて居心地は良くない…。
お勧めされたワインとタコスを注文。
なんか変な味…
俺には合わん…
あぁ!大阪ミナミの「かどや」の豚足が食べたい!
私の大好物の「かどや」の「豚足」
コロナが始まってから行けてないからもう3年くらい行けてないか…
俺はヤッパああいう店が好きだ。
次の店は…
Googleで調べて評判の良かった店。
ここは良かった!
で、久しぶりの…
なんか低温で殺菌してるから大丈夫なんだって!
いいのかな?
そういえば…
今日見た別府タワー。
なんか強烈に記憶に残っている。
前のブログでも書いたけど、今回のツーリングは中学の修学旅行とほぼ同じコースだった。
意識したわけではないんだけど。
帰ってからその当時の文集を引っ張り出してきた!
裏表紙には旅の行程がイラストで描かれている。
~「修学旅行終了の想い」
そんなことを言っているうちにとうとう5月18日、最後の日が来てしまった。
朝、布団で眼が覚めた時、気が抜けたような感じがした。
「もう少し、ここにいたい!」
誰もが何度も思ったに違いない。
旅行中はそんなに楽しいものとは感じなかった。
しかし今になってみると楽しかったか、そうでなかったかは関係なく旅行が終わった今になってみると、もうたまらなくなつかしい。
これは修学旅行が済んで間もない理科の授業の時、誰かが「もう一度いってみたい!」と言ったのに、森先生が「修学旅行に2回行っても面白いわけがない」といった。
すると一人の友達が「絶対面白い!」と力を込めて言ったのだった。
その友達の顔を見ると非常に真剣な顔をしていたのだ。
僕たちはとうとう、この祐徳バスと、運転手さんやガイドさんとお別れしなければならななった。
それはまだ修学旅行をつづけたい僕にとって、旅行が終わるということを思い知らされた。
鶴水苑ホテルから最後のバスに乗った僕たちは、かねてから計画していた「ありがとう運転手さん」と「ありがとうガイドさん」を歌った。
もちろんガイドさんは僕たちとの別れに対してなんの感情もないだろう。
しかし僕は旅行の終わりを思い知らされてつらかった。
歌を歌い終わった後、ガイドさんは「ありがとうございます」と言ってくれた。
今から特急に乗り、新幹線に乗り、そしてまたあの生活に戻るのだ…。
「詩一編」
すずしい風が吹き込んで来た。
九州の風だ
九州よ、もう当分ここに来ることはないだろう
しかし、九州よ、僕たちの足跡を消さないで欲しい
また僕達が再びここに戻ってくるまで…
別府駅が近づいてきた
楽しかった3日間
もう戻らないのだろうか…
修学旅行は終わる
終わるんだバカ!
終わるんだバカ!
14歳の俺へ。
約束通りまた来たよ!
43年もかかったけど…
今度はまた早めに来るよ。
バイカーとしてリベンジするためにね!
「九州ツーリング」完