~レンタル大作戦~⑱「57歳バイカーへの道、大型編」 | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

さて、晴れて「大型自動二輪免許」を取得した私であるが、大型バイクは所有していないので乗ることは出来ない。
またすぐに購入すると言う訳にもいかないのだ。
だって我が家にはもう2台もバイクがあって、これでまた大型バイクを追加購入というのはなかなか難しい!

購入するとしたら最低でもどちらかを手放さざるを得ないだろうけど、またそれも悩ましい…。
 
しかし、もちろん大型に乗りたいから取ったのである。
近い将来大型バイクを手に入れたいとは思っている。
ただ、もし大型バイクを購入するとしたらもうそうそう買い換えたりすることは出来ない。
買うならもう残りのバイクライフはこれ一台で、くらいのバイクを選ぶ必要がある。
もちろんそれは凄く高価なバイクを買うと言う事ではなく私の体格やバイクライフにピッタリ合ったバイクと言う意味である。
そんな「これだ!」というバイクを選ぶにはカタログだけを見ていてもダメだ!
実際に乗ってみないと!
 
販売店には「試乗車」というものもあって、購入の意思があれば実際乗ることはできる。
しかし、そんな短時間ではそのバイクを十分に知ることは難しい。
で、考えたのが「レンタルバイク」である。
 
このアメブロのブロガーさんで一風変わったバイクライフを送っておられる方がいる。
その方は自分のバイクを所有せず、乗りたくなった時だけレンタルバイクでその時の気分に合ったバイクを選んで乗る、というスタイルで楽しんでおられる。
彼が利用しているレンタルバイク店は全国チェーンの「レンタル819」
残念ながら現在は終了してしまったのだが、以前は「年間会員制度」というものがあって、一定の年会費を払えば割安でバイクが借りられたそうである。
考えてみれば、バイクで通勤や通学をしている人を除いて趣味で乗っている場合は週に一度乗るか乗らないか、それも天候が悪かったり、用事があったりしたら乗れない。
私の住む香川県では冬でも雪が積もることは滅多にないが中部地方から北は積雪、凍結等で冬はバイクに乗れない日も多いだろう。
しかし、乗らなくても一定の維持費は発生する。
そう考えると「趣味」とは言えバイクを所有するってことは結構「贅沢」というか「無駄」が多いことなんだなと思う。
だったら乗りたい時だけ、乗れる時だけバイクを借りて乗る、というのは極めて合理的なやり方かもしれない。
一回のレンタル代はそれなりにするとしてもそれ以外の車両の購入代、税金、車検、整備、メンテナンス代などが一切かからない。
それに最大のメリットは「今週はハーレーダビットソン・ヘリテイジクラシックでハイウェイを疾走!来週はKawasaki Ninja H2 SXで峠を攻める!」などと気分に応じてよりどりみどり、色んな車種に乗れることだ。
これは非常に魅力的だ。
もちろん借りる頻度やクラスで変わってくるがトータル的で考えても「アリ」なバイクライフではなかろうか。
ただ「所有する悦び」や「自分でカスタムする悦び」を感じることができないというのはあるが…。
 
それで、だ!
このレンタルバイクを利用して色々乗ってみようと思ったわけだ。
しかし、我が香川県にはあいにくこのレンタル店はない。
岡山まで行けば数店あるようなのだが、私の店と休みが被っていたり、乗りたい車種がなかったりする。
乗りたい車種があって、なおかつ水曜日が休みでない支店は…?
京都!
なんと京都まで行かなくてはその条件に合う店がない!
それと言うのもバイク屋さんってうちと同じ水曜日定休の店が圧倒的に多いせいだ。
個人の店は別としてディーラーなんかは軒並みそう。
ホンダドリームもそうだし、今度高松にオープンするカワサキプラザなんか水曜日だけでなく第一第三火曜日までもろ被り!一生行けないじゃん!
ハーレーの代理店も水曜日、まぁこれはいいか(笑)
これって業界的になんか申し合わせみたいなのがあるのかな?
理美容業界は組合が月曜日定休と決めてるんで月曜日定休の店が多いのだが、我がJinkhairは組合に入ってないので自由に設定できるのだ。
 
そんな京都まで行って乗りたいバイクは?
まずはこれ!
「レブル1100DCT」 
 
1100ccという大排気量ではあるが、足付きの良さや重量的にそう苦労はしないと思われる。そしてなんと言っても「DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」を体感してみたいのだ。
「DCT」とは簡単に言ってしまえばクラッチなしのオートマチックということになるが、スクーターとは違い複雑なギアの仕組によってスポーティーな走りを実現させているという。
この「DCT」確かにクラッチ&ギア操作がなければライダーはアクセル操作やハンドル操作に集中することが出来、エンストもなく坂道発進も楽々、安全に快適なライディングが可能になるのは間違いないだろうが、MT車を操る醍醐味というか面白さをスポイルしてしまわないか、というところを体験、確認してみたいのだ。
 
私が利用しようとしているのはここ、京都伏見店。「年中無休」が嬉しい。
 
 
こんな感じでバイクを選び、カレンダーから予約していく仕組み。
 
4時間も8時間も殆ど料金が変わらないんだったら8時間借りようか…
8時間もあったらどこ行こう…
 
 

こんな風に琵琶湖沿いに走ればさぞ気持ち良いのではないかい?
あ!少し足を延ばせば、こつぶちゃんの日本一周にも出てくる「マキノ高原メタセコイア並木」にも行けるではないか!
 

しかし、せっかく連休に京都まで行って一台ではもったいない。

もう一台乗りたいバイクがあるのだ。
それは…
カワサキバルカンS
 
夢がふくらむなぁ~(笑)