迷いの中始まった新章「56歳バイカーへの道、大型編」
現時点で本当に取りに行くのか行かないのか、またその時期も全く未定である。
しかしながら、そんな気持ちの揺れ動きをリアルタイムに記していくのが備忘録としての私のブログのあるべき姿ではないかと思って書いている。
前のブログで多くの方から励ましのコメントを頂き感謝しています。
もし、大型を取りに行かなくても怒らないでくださいね(笑)
さぁ!乗りたい&乗れる大型バイクを考えて行こう!
私がアメリカンタイプのマグナを選んだのは単純にアメリカンタイプのバイクがカッコいいと思えたのとシートが低いから。
マグナのシート高は690mm、ちなみに車重は184kg
これをベースに考えて行こう。
アメリカンタイプの王道と言ったらなんといっても「ハーレーダビッドソン」
ローライダーS
バイクに乗らない人でもその名は誰でも知っている。
私はバイクに乗る前から黒い革ジャンを愛用していたのでよく
「カッコいいですね~!バイク乗るんですかぁ~?ハーレーとか!」
などとよく言われたものだ。
その度に「いやぁ~、俺バイクは原付しか乗れんのよ~(笑)」って飽き飽きする恒例のギャグで返してた。
それが今は「いやぁ~、ハーレーじゃないけど乗ってるよ!」になって。
もし、本当にハーレーに乗れば
「うん、パパさん(883)だけどねぇ~」と、もうギャグではなくなってくるのだなぁ~。
ソフティルスリム
それはそれでなかなか…よい気分ではないかな。
スポーツスター
えっ!?ハーレーに乗りたいかって?
そりゃ、乗りたくないって言ったら嘘になる。
ハーレーにも色んな車種はあれど、その存在感、ステイタスは他を凌駕しており。所有する満足感、そしてそれを走らせる時の高揚感はまたまた格別であろうと思われる。
「ドドドッ!ドドドッ!」という独特の3拍子の重低音も誇らしげに、どんなに低速で走っていても他を圧倒するかのような存在感を轟かせる。
それに憧れない者はいないだろう。
もちろんステイタスの高い外国メーカーは他にもあって「BMW」「ドゥカティ」「インディアン」「トライアンフ」等々。しかし、一番わかりやすいと言ったら乱暴かも知れないが、ネームバリューでは他の追随を許さない。
私の愛車であるマグナや日本車のアメリカンタイプは言ってみればハーレーなどの模倣なのである。
「ハーレーには乗りたいが経済的に…」というユーザーのために日本の各メーカーはアメリカンタイプのバイクを作って来た。
なので過去には各メーカーは沢山のアメリカンタイプのラインナップを揃えていて、そのデザインはハーレーを意識したものであった。
ハーレーと一口に言っても車種は沢山ある。
考えてみれば「トヨタ」でも「ヤリス」もあれば「クラウン」も「アルファード」もあるように.。
それでは低身長で非力な私でも乗れるハーレーはあるのか?
こんなモノには当然乗れない。
ウルトラリミテッド
これらの上位車種はエンジンは1868㏄!(軽自動車の約3倍!)そして最大トルク164Nmを絞り出す。
シート高は低いものの、車両重量は400kgを越える正にバケモノ級のバイクである。
私はこんな大きなバイクには乗れないし、乗ろうとも思わない。
これは日本人でもかなり体格の良い人でないと取り回し等で苦労するだろう。
佐田岬半島の道の駅でこんなハーレーに後ろに奥さんを乗せてツーリングされている方がいた。ご主人はそんなに体格の大きな方ではなかったから感心した。奥さんも小柄で細身だったが…。
大型バイクを買っての失敗と言えば、見栄を張って大きく重いバイクを買ったはいいが、だんだん乗るのが億劫になって結局手放してしまったという話をよく聞く。
趣味のために買ったのに、乗るのが苦痛になるようでは本末転倒である。
では、私でも乗れそうなハーレーは?
スポーツスターXL833Lスーパーロー
ハーレーの中でも最も初心者向けと言われるスポーツスターファミリー、その中でも更にシートが低く足つきが良いとされるXL833L(パパさん)スーパーロー。
欧米人に比べて小柄な日本人に人気があり、女性でも乗れるというので玉数も多く、価格的にもこなれている。
そのシート高は705㎜で今乗っているマグナの690mmよりほんの1.5cm高いだけなので足つきは問題ないだろう。
ただ車両重量は258kg。マグナより70kgも重い。
70キロと言えば大柄な男性一人分と言った所か…
マグナでも引き起こしに難儀しているというのにこの重量は…
この「XL833Lスーパーロー」に乗っている方のレヴューを見ていると気になる点が二つあった。
一つはコーナーでバンクさせると下をすぐ擦ってしまうという点。
まぁこのタイプのバイクはコーナーをバンクさせて攻めるようなバイクではないので仕方がないと言えば仕方がないのだが…
実は最近私も山道などのコーナーでマグナのステップをすることがあって、あれは結構ドキッとして心臓に良くないのだ(笑)
初めの頃はステップを擦るほどバイクを傾けられなかったのでこれも上達の証しかも知れないが、やはり擦らないに越したことはない。
アメリカンタイプのバイクの 宿命と言ってしまえばそうなのだが、ユーザーがこうも口を揃えて言うのだから相当擦りやすいのだろう。
もうひとつはこのバイクを選ぶ理由だ。
本来そのバイクに惚れ込んでオーナーになるのが筋であるのに、ただ「ハーレー」には乗りたいが、高く、大きいのは無理だからと妥協の結果がこのバイクだったとしたら、更に「憧れのハーレーに乗れたけど大排気量のハーレーの前では見劣りしてしまう」等と言われたら、それこそこのバイクが可哀想ではないか?
勿論これに惚れ込み、満足して乗られている方を貶めるつもりは全くないので、もしそういう方がおられたら申し訳ない。
スポーツスターXL1200Lロー
排気量に不満がある方には1200cc版もある。
重量はなぜか同じなので価格は高くなるがこっちを選択する手もある。
しかし、なんだかんだ言ってもハーレーはカッコいいよね!
もし近い将来私が「XL883Lスーパーロー」に乗っていたらごめんなさいね(笑)
さて、ハーレーの事情はだいたい分かった。
次では他に私がのれそうな大型バイクがないか探してゆこうと思う。
つづく