~行くべきか、行かざるべきか…~「56歳バイカーへの道、大型編」序章① | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

さぁ!新章スタート!

と華々しくというわけではないのだ(笑)

 

色んな考えや事情が折り重なって未だ考えが定まらない。

単純に言えば「大型バイク免許を取りに行くのかどうか」

という簡単な事なのだが…

 

まず、私に大型免許が必要なのかどうか…

いま所有するバイクは「HONDA Vツインマグナ250」「SUZUKI GN125H」

メインのマグナは乗れば乗るほど私にピッタリなバイクだと思う。

アメリカンタイプでシート高も低く、短足の私でも足つきバッチリ!

大きすぎず、重すぎず、それほどスピード、パワーを求めない私には250㏄で十分。

見た目も250ccに見えないほどボリュームもあり、カッコいいし、すごく気に入っている。

 
サブのGNはチャリとまでは言わないが、気楽に乗れるバイク。
なんの気負いもなく乗れてヒラヒラと軽快に走る。
車重の軽さもあって加速はなかなかのモノ。
立ちごけの心配も感じない。
タンクやフェンダー、ヘッドライトにウインカー、スプロケットにタイヤなど色々いじってあって初めて私が色々手を掛けた可愛い奴だ。

 

だったらいいじゃん!

 

そうなのだ、何にも問題などありはしないのだ!

自分の体格に合ったバイク、身の丈に合ったバイクが一番なのは言うまでもない。

 

しかし…

しかしだ…

バイク乗りならその気持ちはわかって貰えるはず…

 

人は進歩を止めると、衰えるのみ。

 

では大型免許を取るにあたって問題が3つ。

 

1つ目は、まずは教習。

大型免許を取るにはまた教習所に通って実技教習を受け、検定に合格しないといけない。

「56歳バイカーへの道」シリーズを読んでいただいた方は私が非常に苦労して中型(普通2輪)免許を取得したかわかっていただけると思うが、あの時数えきれないほど倒した教習車「CB400SF(スーパーフォア)」

最初はビクともしないほど本当に重く、大きく感じた。

このサイトではこう紹介されている

「教習所でこのマシンに乗ったことで扱いやすさに魅力を感じ、免許取得後も「CB400 SUPER FOUR」を選ぶ人が少なくないと言われる名車です。」

だって?

イヤイヤ!とんでもない!私はトラウマになりそうなくらいで二度と乗りたくないばかりか見たくもないとまで思ったのに(笑)

でもたまに思うんよ…

「今これに乗ったらもっとマシに乗れるのかな?」なんて…

 

大型教習では更に一回り大きい教習車に乗らなければならない。

大型バイク教習に使用される「HONDA NC750L」

大型バイクの中ではまだ小ぶりだ。

確かに普通2輪の教習時に見た時も「CB400SF」に比べてそれほど大きいとは思わなかった。

 

肝心の足つき(シート高)は

「CB400SF」の750mmに対して770mmの2cm差。

重量は「CB400SF」207kgに対して228kgと約20㎏増。

 

とあるから私が跨ったら両足の親指の先がちょっと着くぐらいだろう。停車時はちょっとお尻をずらさないといけないかな?

そんな状態でちょっとでもバランスを崩したら228㎏の車重が掛かってきてたちまち立ちごけだ。

普通に走るのは問題なかろうが、「一本橋」も「スラローム」も普通2輪の時より条件が厳しくなる。

そして鬼門の「クランク」

あの特に苦手な2個目の90度の右折路に入るときの恐怖。

いまでもあの検定の時どうやって曲がれたのか記憶にない。

それを更に足つきの悪い、重い教習車で臨まなくてはならない。

更に新課題の「波状路」これがどう難しいのかどうか、当然私はやったことがないのでわからないのだが、教習所で他の教習生が結構苦戦していたのでそれなりに難しいんだろう。

 

くどくどと何が言いたいかっていうと…

とにかく、「また教習でボテボテ転ぶような無様で惨めな思いはしたくない!」っていう事。

 

だから今のうちにせめてマグナを乗りこなしてもっとうまくなっておこうと思って練習しているのだ(笑)

 

そして2つ目。

では大型免許を取ったとして、どんなバイクに乗りたいの?また乗れるの?

そりゃあ、カッコ良くて乗りたいと思うバイクは一杯ある。

しかし大型バイクは高価で、車重も重く、シート高も高くなる傾向がある。

低身長で非力な私はどんなバイクでも乗れるわけではないのだ。

もちろんあまり高価なバイクにも乗れない(笑)

 

では、次の回では私にも乗れそうな大型バイクを探していこうと思う。

 

                                 つづく