「SUZUKI GN125Hカスタム日誌」④
話はちょっと遡る。
いや別に遡らんでもいいんだけど、忘れないように…
マグナでUFOラインに行った時の話。
土小屋テラスで休憩、着替えを済ませていざ!出陣!
となった時、気温2℃の冷気に冷やされたのか、エンジンがかからない!
そこでチョークを引いて、と思ったらチョークレバーがなんかおかしい!
引けてるのかどうかもよくわからない。そうやって弄っているうちにレバーが台座から外れてしまった。
その後何とかエンジンはかかったのだが、これは見てもらわないかんなと、後日バイク屋に持っていったらレバー自体が壊れていると聞かされて修理に…
その間、最近あまり乗ってないGNに乗ってやらなくちゃと、こないだGNで出かけたわけです。
行ったのはSNSで紹介されていた「いなもく」という綾歌の山奥にあるうどん屋。
林業のかたわら、物好きな店主が趣味的にやってるお店かなと思ったら、どうしてどうして!街中にあってもおかしくない本当にキチンとしたセルフのお店だった!
なんでこんな場所に?と思ったが、評判を呼んで結構流行ってるらしい。
あ~、気持ちよく走った走った!
距離計を見ると200キロメートル。そろそろ給油せねば…
家の近くのエネオスにGNを滑り込ませる。
私は以前より「エネキー」というセンサーにかざすだけで決済できるキーホルダー状のモノを作っていて非常に簡単なので重宝している。
さ、タンクキャップを外してと…
「ん!?…外れんな…」
私はまだこのバイクのタンクキャップの脱着が苦手なんである。
外すのは外せても今度閉めるのがなかなかできなくて困ったりするのだ(笑)
「アレ!? どっちに回すんだっけ?」
どっちにキーを回しても外れる気配がない。
おかしいな、これまでこんなことはなかったよな。
ま、でも大丈夫だろう、そのうち…
いや!外れない!外れないぞ!
どうした?何が起きたんだ?
どうして?どうして外れないのだ?
「マズイぞ!マズイ!」
キャップが外れないと当然給油は出来ない。
これ以上ここスタンドでグズグズしていてもラチが明かんし、格好悪い。
一度自宅に引き上げよう。
ガソリンはまだ数リットル残っているはずだからすぐにどうこうなる訳ではないけどこのままではいけない。
自宅ガレージで改めてトライしてみるが、やはり外れない。
ネットで調べてみる。
こういうことはままあるそうだ。
やってみる事
1.とにかくガチャガチャやってみる
2.埃や砂が入っている可能性があるから、鍵穴をエアで掃除する
3.鍵穴から潤滑油を差す
どれもやってみた…
しかし結果は同じ…
で、どうしても外れない場合は最後、鍵穴をドリルで壊して開けてしまうという荒業。
これはどうしても避けたいのだが…
ここで思い出してもらいたいのはこの赤いタンクは純正のモノではなくて私がヤフオクで落札して交換した社外品であること。
保護のための青いフィルムが剥がれなくて困った(笑)
タンクを交換後、純正のタンクキャップが使えればよかったのだが、微妙に合わず、赤いタンクに付属のキャップを使う事になりキーを2種類持つことになったのだが、このキャップ、純正に比べてややちゃちいと気にはなっていた。
タンクを変えてから2、3度しか給油してないので鍵の摩耗も考えられない。
また鍵は回っているのでゴミや砂のつまり、錆びつきの可能性も低い。
とすれば、単純に鍵が内部で壊れた、と考えるのが普通だ。
もし代わりのキャップを用意できるのならシリンダーを破壊してキャップを外せば問題はない。
しかし純正のキャップも合わず、この社外品のタンクがどこの製品で、どのように流通したのかもわからない状況でこのタンクに合うキャップだけを入手するのは大変困難なのは明らかだ。
では、どうするか?
ヤフオクで同じタンクとキャップのセットを見つけたが、商品のクオリティは同じなので、結局同じ事態になる危険性もある…
なので、ここは…
屈辱の純正戻し!
しか方法はなさそうだ…
せっかく赤いタンク、気に入ってたのになぁ~。
というわけで次回タンクとサイドカバーの純正戻し、とりあえずタンクを戻してからこの赤いタンクの鍵穴をどうにかしてキャップを外し、道を探ろう。
更にどうしてもいいのが見つからないのでウインカーも純正戻しにトライします…ハァ…。
追記:雨が降った昨日、バイクに乗らないでタンク交換をやろうと思ってたのですが、結局晴れ間を見つけてバイク乗っちゃって結局作業は先延ばしになっちゃいましたので実際交換するのはだいぶ先になってしまいそうです(笑)
続きは多分皆さんが忘れた頃になります(笑)