DREAM THEATER 2014年10月22日大阪公演(大阪国際会議場)ライブレポ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。







行ってきました!2014年DREAM THEATER大阪公演(大阪国際会議場)\(^o^)/


前回オリックス劇場で行われた『A DRAMATIC TURN OF EVENTS』ツアー以来約二年半ぶりの来日です。


前作『A DRAMATIC TURN OF EVENTS』では先に主要メンバーの一人だったマイク・ポートノイがバンドを脱退し大きな衝撃を受けましたが、オーディションを経て新たにマイク・マンジーニを迎え、新生DREAM THEATERを強烈にアピールしました。





前回のライブ後は僕と同友会つながりのM田氏、専門学校の同級生H瀬君とその同級生G籐さん、そしてメタル姐御ことY江さん、そしてロックバーフリークで知り合ったI川さんと楽しく交流し再会を誓ったのですが、意外にもそのチャンスは早くめぐってきました。


今回はY江さんにチケットの手配をお願いすることに。


各方面に人脈を持つY江さんの力は絶大!


なんとセンター三列目の絶好の席を4人並んでゲットしていただきましたぁ~!


もちろんご本人は最前列! それも右側ペトルーシの真ん前!




しかしそれでも十分です!Y江さんに感謝!










入場前に張り出してあった注意書きを見ます


「なになに?・・・ん?」





通常このようなコンサートでは動画はもちろん、写真の撮影、録音は固く禁じられており、入場時に(形だけではあるけれど)バックの中を見せて禁止物があるかないかのチェックがあります。


しかし今回のライブの注意書きを見ると、なんと「携帯電話、スマホによる静止画の撮影はOK!」と書かれているではありませんか!?


これは一体どううことなんでしょう?時代の流れなのか・・。





確かに今はカメラ付き携帯、スマホの普及率はほぼ100パーセントといってもよく、コンデジ代わりに皆スマホで写真を撮っています。 スマホでもけっこう綺麗な写真は撮れるし、動画の撮影もできます。それをどうやって区別するのか? 静止画の撮影を許せば皆動画を撮ろうとするだろうに・・・。





ま、写真を撮ってもいいってことはこちらとしては悪いことではないか・・・(^ω^)





同行のG藤さんによるとオクタバツアーの際、ここグランキューブでのサウンドチェックに手間取り、45分開演が遅れてその分演奏時間が短縮になってしまったとのこと。


今回はどうなるのか?


ドリーム・シアター/ワーナーミュージック・ジャパン



¥1,500

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一応開演は7時、まぁどうせ遅れるだろうとタカをくくってのんびりしていたら・・・・


ジャスト7時きっかり! ステージを覆っていたスクリーンに今までのアルバムジャケットをモチーフにしたアニメーションが始まり、オープニングを盛り上げます。


そしてニューアルバム『DREAM THEATER』のジャケットが現れ、一瞬のうちにスクリーンは取り払われメンバーが目の前に!


近い、本当に近い!


いつもDVDやyoutubeでしか見たことのないメンバーが本当に目の前にいる!





でも近いぶん、いらんことも目に入る、みんなやっぱ老けたね(笑)


ベースのジョン・マイアング、自慢ののサラサラロングヘアが結構薄くなってる・・・


ボーカルのジェイムズ・ラブリエもお腹周りに貫禄が増した感じ(笑)


キーボードのジョーダン・ルーデスに至っては頭ツルツル(;´∀`)




しかし、彼らを僕ら一般人と一緒にしてはいけない、これからタップリ3時間、パワフルなパフォーマンスを体験することになる。





以下パクってきたセットリスト(;^ω^)




  False Awakening Suite

  1. The Enemy Inside

  2. The Shattered Fortress

  3. On the Backs of Angels

  4. The Looking Glass

  5. Trial of Tears  

  6. Enigma Machine (drum solo by Mike Mangini)

  7. Along for the Ride

  8. Breaking All Illusions



 ここで一旦休憩15分

 

  9. The Mirror

 10. Lie

 11. Lifting Shadows Off a Dream

 12. Scarred  

 13. Space-Dye Vest

 14. Illumination Theory



 Encore:

 15. Overture 1928

 16. Strange Deja Vu

 17. The Dance of Eternity

 18. Finally Free

 Illumination Theory (Outro)





ニューアルバム中心になるとは思っていたけど、後半第二部は 『Awake』からの選曲からが多かったのが意外!実は『Awake』はあんまり聴き込んでなかったんです(;´∀`)


それにしても彼らの演奏はすごい!僕は楽器の専門家ではないからよくわからないけど殆どミスもなく圧巻の演奏を繰り広げる彼らには驚嘆します。


ボーカルのジェイムズ・ラブリエにしてもこれだけの長時間、(まぁドリムシの場合はボーカルのないパートも多いですけど(笑))フェイクもなしにハイトーンがホントよく出ています。










特に印象的だったのは前回はまだマイク・ポートノイの代役然として大人しかった印象のあったマイク・マンジーニが本当に元気よく楽しそうに気持ちよく叩きまくっていたところ。


もう完全にメンバーの一員になったんだなぁと実感しました。














ジョーダン・ルーデス・・この人もキーボードの前でおとなしくはしてません(笑)












ジョン・ペトルーシ・・、定位置から殆ど動かないし派手なアクションもありませんが、超絶プレイをいとも簡単にこなしてしまう天才ギタリスト(*´ω`*)













ジョン・マイアング・・DREAM THEATERのなかで最も目立たず、空気のような存在ながら、しっかり仕事をこなす職人的ベーシスト。 















そして20分超の「Illumination Theory」が始まる!


同行のG藤氏は「途中のオーケストラの部分を録音で演ったのが許せん!」ちゅうてましたけど(笑)




壮大な叙情絵巻が終了すると一旦メンバーは消え、アンコール!




ここまで既に2時間半、3時間はやると言ってたけどアンコールに何を持ってくるのか?


今までのところニューアルバムはもちろんなんだけど、 『Awake』からの選曲のようにちょっとマニアックな選曲が目立つような気がする。


今更「Pull Me Under」もないけど『Metropolis Pt. 2』『Octavarium』からの選曲が今のところないから、これらからの選曲がある可能性が高い。




そしてスクリーンに「2014」という数字のカウントダウンが始まり「1928」で止まった!


これはもちろん『Metropolis Pt. 2』をこれから演る、という合図のほかならない。


しかし、全曲再現は到底無理!


ならば一体何を持ってくるのか?




「Overture 1928 」「The Dance of Eternity」ときて、オーディエンスの興奮は最高潮!


そして「The Dance of Eternity」とくれば・・・・


「The Spirit Carries On」を聴きたかったとこらだが、すっとばして「Finally Free」!


残念!




しかし前回で「The Spirit Carries On」は聴いてるし、「Finally Free」『Metropolis Pt. 2』の最後を締めくくる重要な曲、ライブでは未聴の大好きな曲の一つ。






ヴィクトリアが射殺されるシーンの後のジェイムズ・ラブリエの伸びやかなボーカル、そしてジョン・ペトルーシの渾身のソロ、ここで僕はいつも鳥肌が立ちます、それを目の前で見られるなんて!


最後の最後で大興奮してしまった(*´∀`)


同行のH瀬君はポートノイのような連打が聴けず残念がってましたが(笑)




最後にメンバー全員が出てきてのご挨拶!


メンバーのお辞儀に合わせてこっちもお辞儀してしまった(笑)


職業病か(笑)


でもホント素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて本当に感謝、感謝、その気持ちが出たのかな?


ジョン・ペトルーシが投げたピックはまたしても失速してこちらまでは届かず(´ε`;)


マイク・マンジーニ、思ったより背が低く、短足(笑)


でも思う存分パフォーマンスを見せられて満足そう♪






やっぱりライブはいい!




しかし、ここで水を差すようだけど、今回なんでスマホで撮影OKにしたのかな?


まぁ僕も一杯撮ったことは撮ったけど・・・。


(しかし手ぶれ防止モードにしてなくて撮った写真は全部ブレブレ(;^ω^))


でも自分が撮らなくてもネット上にいくらでも写真あるじゃん、どうせFacebookやブログに乗せるだけでしょ。


前の人、しょっちゅうスマホ取り出して熱心に写真撮ったり、禁止されているはずの動画も一杯撮ってたなぁ・・・。




でも撮影に気を取られると、そこにいる臨場感や興奮が薄れてしまうと思うんだけどね。


写真や動画はネットでいくらでも手に入る、でも目の前で繰り広げられるライブを体験するのは今のこの瞬間しかないのでは?




そういえば昔長男が通ってた保育所の園長先生もこう言ってた。


運動会や発表会、ビデオ撮影に熱心になるあまり、応援の掛け声や拍手を忘れてしまっている父兄に「記録より記憶に残る運動会を」と・・・。


メンバーだって黙ってスマホ向けられるより、拳を突き出し、一緒に歌いノってくれた方がずっとやりがいもあって更に盛り上がるというもの。




時代の流れとはいえアーティストとオーディエンスの関係は昔から変わらないはず。


やはりライブにスマホはいらない・・。




でもオーケーって言われたら撮ってしまうのが人情なんだよねぇ~(笑)




こういう動画が沢山出回ってるのはスマホOKにしたせいだろうな(笑)