世の中には
入れ歯(義歯)だけはイヤだっていう方
結構多い みたいですが(・・;)
歯も口も身体の一部であることを考えると
.・目が見えにくくなったらメガネ👓
・足に怪我をしたとか、痛くて歩行困難
の場合なら杖、カート、車椅子、
義足の人も。
・耳が聞こえにくくなったら補聴器や集音器
、、、
のように、
失われたり弱くなった身体機能を
何か代わりの”物”で補って生活するのは
当たり前のことじゃないでしょうか。
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容貌の方でも トシをとると
髪は白くなるし
肌のシミやシワが増えてくる
これが生理的にも自然な現象なんですか
「若見え」が理想で憧れの対象になってるようで
髪が白くなれば染める
顔にシミやシワが目立つようになったら
コンシーラーなど化粧品で隠す
そちらの方ば随分と広告宣伝されて
通販でも売り上げ数を誇る製品が出てますし
愛用者もたぶん多い、、、と思う
でも、、、、
何歳までするのかな(・・?)
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一方、入れ歯(可徹性の床義歯)は
いかにも"年寄りの印”に見えるらしく
義歯を使って欠損歯を補って生かそうというよりも
まずイメージとして、、、嫌われます。
部分床義歯には
金属のクラスプを使わず目立たない素材のものもあり
写真右側がメタルのクラスプ(保険適用あり)
左はノンメタルクラスプ義歯(自費)
左右の欠損歯が違うので、見た目だけ参考に
↓↓
というわけで、部分入れ歯を入れていると(他人に)
わからないものもあります
総義歯の方は
見た目はわからないのに
「総入れ歯」なる呼び名?が特別な響きで
部分入れ歯よりももっと
諦めムード・自虐感・年寄りの象徴
みたいな嫌われ感もあるようです(/ _ ; )
義歯ユーザーは
身体の一部として使いこなしている人が大部分だと思うんですが
何故か、
合わない,噛めない、痛い,外れる、嫌な臭い
のようなマイナスイメージばかり強調され
敬遠されてしまう、、(>_<);
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そんな状況の中、インプラントという技術が開発され
普及してくると、
取り外さなくてもいいし、見た目もよいし
隣の歯を削ってブリッジにしなくてもよいし
そちらの方へ関心が向くようになる
それは,当然なのでしょうが、
2018,2019年に見かけた
「インプラント説明会宣伝広告の折り込みチラシ」
積極的にインプラントを勧めるために
義歯をダメな奴扱いしてるので、
わたしとは考え方が違います。
↓↓↓
「あなたは取り外し式の入れ歯ではありませんか?
だなんて(/ _ ; )
チェックリストに書いてある
それって、義歯ユーザーへの"差別"じゃないですか?
このような広告を目にしたり
この頃ではHP、YouTube、SNS などで
最新機器を使った最新の補綴治療を
誰でも簡単に見ることができるようになった結果か?
入れ歯を使っている自分は恥ずかしい(と劣等感を感じる)
人がいてヽ(´o`;
これは、良くない!
年齢に関わらず
歯が抜けたら義歯を入れてしっかり噛めるように治して機能させる
これの何が悪いというの?
義歯は立派な「リハビリの装具」です。
〜ちなみに保険適用の際、義歯には「歯科口腔リハビリテーション料」
という名の管理指導料になったし
大学でも「口腔リハビリテーション補綴学」
などの名称が使われるようになりました!
マイナス面ばかり考えないで
義歯の価値、役割、見直してみては?