ライフオーガナイズは、インテリア以前の「くらしの土台」作り。
空間だけでなく、考え方や時間の使い方など、生活そのものを整理して見直すことなのです。
ご縁があって、今日は山形県寒河江市でライフオーガナイザーの講座を開催しました。もちろん、山形県では初開催。
「ライフオーガナイズ」の基本的な話と、これから先を見据えた心豊かなシンプルライフについての話、二本立てです。
最近増えている、団塊の世代の方々のリフォーム。今後も増えると見込まれています。
その際に感じることも踏まえて、内容に盛り込んでみました。
ご参加くださった皆様、いかがでしたか?
さて、講座の中の短い時間では、なかなかお伝えしきれないのですが、実際の場面で起こる、「よくあるケース」について、少し触れたいと思います。
この団塊の世代は、お子さんが独立して、ご夫婦二人というパターンも多く、そうすると、元々子ども部屋だった部屋が空いていてもったいないので、有効活用したい、と言ったご相談も増えてきます。
さらに今後の身体の変化も見据え、バリアフリーにも配慮したプランで進めるケースがほとんどです。
リフォームの工事が始まるにあたり、元々子ども部屋だった部屋を片付けなければなりません。
実家に子どもを呼び寄せ、要るものは持って行って、要らないものは処分するから、と判断を迫ります。
ところが、これが思いのほか、大変なのです。
子ども側からすると、今更そんなものを置くスペースはなく、かと言って処分されても困る、ということで、結局そのまま実家に置かせてもらうことになることも多々。
すると、ご夫婦はプランを変更して子どものための物置部屋を作ったり、単に元子ども部屋をリニューアルしただけのリフォームになり、満足のいくリフォームにはなりにくいのです。
せめてバリアフリーだけは、と床の段差をなくしたり、手すりを付けてあるけれど、実はこれも…。
床がフラットになっても、モノが多く置かれていれば、そのモノにつまずいてしまいます。
壁の手すりに手を伸ばしても、モノが邪魔で手が届かないのです。
バリアフリー住宅を作ったとしても、モノが溢れてしまっている生活は、それ自体が大きなバリアです。
皆さんのご実家はいかがでしょうか。
親御さんが安心・安全に暮らせる家ですか?
実家から独立する時は、自分のモノは全て一緒に持っていきましょう。
持ちきれないほどモノが多いのであれば、ぜひそのモノと向き合ってください。
そのためのチャンスと思って!
残念ながら、親御さんも永遠に実家にいる訳ではありません。
実家にあるモノは、いずれこの先どうなるのか。誰がどうするのか。
ぜひ一度考えてみてくださいね。
※おまけ※
今日お邪魔した、山形県寒河江市。
この寒河江市の市役所庁舎は、故黒川記章さんの設計です。
1967年の設計だそうです。
当時にしては斬新ですよね。
東北初のライフオーガナイザー、ならさん が、案内してくださいました。
ならさん、お世話になりました。ありがとうございます。
少しずつ、少しずつ、東北の地にもライフオーガナイズを根付かせて行きますよ!
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