今期29冊目。
感性論哲学の創始者、芳村思風先生の著者。
人間の格で初めて知りましたが、この方はとんでもない方だと。
ジャンルとしては哲学の本ですが、人が生きる事の根幹に「感性」を置いているため、理論先行型の哲学書とは全く異なる。
小難しい事は一切話されておらず、全て実態を伴って感じながら読み進めることが出来る。
哲学とは、人が幸福になるための学問で在り、個人として幸せになるために、
社会が幸せになるために、如何に生きるか、を問う学問。
本著も同じ文脈で、人間の格と双璧を為す(?)本である。
いつも以上に慎重に、自分に落とし込みながら要約していく。
第1章 この命を何のために使うか
▶人類視点
ローマ・ギリシャ時代が文明の時代。中世は宗教文化の時代。そして、近代は科学技術の時代。いずれもの時代も、質において完済されることで次の時代へと移行した。ルネッサンスも質の面でこれ以上素晴らしい宗教文化が作ることが出来ないから終了した。言い換えれば、そこまでいかなくては近代を終わらせることが出来ないということ。特に日本は科学技術の面で世界的に優れているので、人類史の視点から言えば、科学技術文明を完成させる責任がある。それは、社会が健全に機能するために負の側面にも目を向ける事であり、「環境問題」と「核問題」は解決してこそ時代が終わりを迎える。特に後者は原発を受けた唯一の国である日本だからこそ、その使命を自覚して動くことが出来る。
また、時代を終わらせると同時に、過渡期を迎える我々がやらなくてはならない仕事は「新しい時代を創り出す原理を想像し、世界に発信する事」である。近代は科学技術を追求した、物質文明だった。しかし、モノは豊かになっても人間性はちっとも成長していない。戦争は無くならないし、離婚は急増し、人間関係の破綻で多くの人が悩み苦しんでいる。今こそ、人間性を進化・成長させていくことを考えていかねばならない。歴史は積み重ねであるから、現在の豊かな物質文明を基礎としつつ、それに矛盾しないような新しい精神文明を創り出すことが求められるのだ。そして、それは先進国の我々であるからこそ、次の時代の新しい精神文明を提案できる。
▶個人視点
生命には二つの目的がある。1番目は「自己保存」、2番目は「種族保存」である。命には目的がある、という事は命には命よりも大切なものがあるという事。自分の命より大切なものの為に生きる、そこに生きる目的がある。例えば、カモシカの群れがライオンに追われているところで、一頭だけ群れから離れる。命を目的の為に使うという事が、個体的生命の生き方であり、生き様である。
第1の目的 「自己保存(自己実現)」
自己保存という欲求が自覚化されると、意志になり、意志は社会性を帯びる事で志になり、志が実感を伴う事で使命となる。意志の核にあるのは欲求である。理屈抜きに湧き出てくる「欲求・欲望・興味・関心・好奇心」。それらに根を下ろした意志であってこそ、不撓不屈の意志となり得る。すなわち、意志の強さとは欲求の強さである。理性に縛られていては命から湧き上がる喜びを感じられない。命から湧き出てくるものを根拠にしながら生きていくことによってはじめて、「俺の人生に悔いはなかった」という事が出来る。それが真の自己実現。
第2の目的 「種族保存」
種族保存から出てくるのは愛。意志は自己実現の力であったのに対し、愛は人間関係の力。愛とは、全てを結びつける原理。人間と全てを結合する力の事である。結局、人間関係の問題は全て「愛の力」に関わる問題であり、愛の力の未発達あるいは愛の表現方法の未熟さによるものといえる。そして愛の最終的な目的とは、「素晴らしい人間関係と創造する力を作っていく事」である。
つまり、命の目的は意志を実現し、愛を実現することに他ならない。生きがいというものは命の目的を実現させることから湧いてくる心である。従って、人間が本当に生きがいを求めるならば、誰しもが心から愛することが出来るものと、人生を賭けて石するものを持たなくてはならないのだ。心から愛するものなく、人生を賭けて意志するものもなくて、何が人生か。即ち、命は真実の志のためになら死ねる存在であり、真実の愛のためなら死ねる存在なのだ。それは、歴史が既に証明している。
では、どうして命には命よりも大切なものがある、との表現をしなくてはならないか。
それは、「もう俺はこのためになら死んでもいい」と思えるもの、即ち死に得るものとの出会いを得たときこそ、命が最も輝くときであり、命が最も活かされる時だからだ。そこに、「生きる」ということの最高の姿がある。命が燃える、とはこのことである。燃えることが出来れば、寝食を忘れて何かに打ち込むことが出来る。普通の人間、理性的に仕事をしている人間にはおぼつかない、足元にも及ばないほどの大きなことを成し遂げられる。感じてこそ人生、燃えてこそ人生なのである。
また、愛とは人間が努力して作っていく文化である。自分の気に入らないところが半分あって、それが当然なのだという人間観、人間に対するそういう認識を持つことが出来ない人間は、決して人間を愛しきる事は出来ない。人間を愛するという事は、短所の存在を肯定し、短所の存在を許すことである。短所の存在を認めることが出来るというところに、人間を愛する事の原点がある。それこそが真実の愛であり、相手の為に払った努力の量と質が愛の重みを決定する。そして、其の努力を愛と感じるのが、人間の愛であるといえる。その結果、相手の為なら自分は「死んでもいい」という心情が生まれてくる。そして、この愛こそが精神文明の核となるものである。今日ほど、人類が愛というものを原理として必要とし、求めている時代は無い。
第2章 真実の自己とは何か
意志の実現、を掘り下げる。
意志に繋がる、本当の自分とは何だろうか。理性で掴む自分は本当の自分ではない。人間は成長するという人間観(変化に価値を置いた生き方)を持ち、変化する自分、成長する自分、そういう自分というものを掴まなければ自己実現に値する本当の自分とは言えない。
※心理学で掴む自己は性格、相性であり、実現すべき自己ではない。
●本当の自分の掴み方。
一.創ってゆく自分
3つの問いを自分に発せよ。
①「どんな人間になりたいのか」…俺はこういう人間になりたいという欲求が出てきたならば、その欲求こそまさに本当の自分である。その欲求を実現するところに、本当の喜びがある。
②「どんな仕事をしたいのか」…自分はこういう仕事がしてみたい、という欲求が湧いてきたならば、その欲求を実現するところにこそ自分本来の人生がある。⇒本気で今の仕事に向き合えば、自ずと分かる。
これは、好きになれるのか感性を使うという事。好きになるという事は、必ず何らかの素質や天分が関係している。やってみたら、好きになる事で頑張らないといけない。それも、ちょっと好きではなく、めっちゃ好き。めちゃめちゃ好きな所で頑張ったら、ダントツになれる。素質や天分が無い所で頑張っても平凡で終わる。命の使いどころ、頑張りどころは外してはならない。
③「将来どういう生活をしたいか」…略。
二.創られてゆく自分
長所を究めよ。
人間は出会いという原理によって、自分の意志とは無関係に作られていくことを知っておく事。具体的には、性格、長所、短所。これらは自分の意志とは無関係に作られたもの。そして、この3つの中で意志の実現と関わるものは長所である。何故ならば、性格はそう変わらない。そして、短所は絶対になくならない。人間は必ず、長所半分、短所半分である。一方で、長所は伸ばそうとすれば伸びる。これは非常に大事で、このことに関してだけはあいつはすごいと言われるものを持ってこその人生である。それはそのまま、人間の「存在感」に繋がる。そして、長所が際立てば、短所は人間の味へと変わる。短期間の間に集中的に長所を伸ばすという努力をやって、1日でも早く他人から人目置かれる能力を作ってしまう。これが、人生をおもしろおかしく楽しく愉快に生きていくための最も大事な根本原則。
人間教育も同じ。大事なことは存在感のある人間にしてあげて、役に立つ人間にしてあげて、存在感を感じながら自分も行き、他人もその人間の存在感を感じながらその人間の持っている能力を使わせてもらう。存在感の無い人間ほど、つまらない人間はいない。存在感を作ってあげる事こそ、最高の教育。
三.潜在する自分
現実への違和感に人生を懸けよ。
現実に深く関わって生きると、「どうもおかしいなぁ」「どうも納得できないなぁ」と現実に対する違和感を抱くようになる。これは、どうも納得できないなぁということを納得するために、いま自分はここに存在するんだという事を、自分に教えてくれている天のサインである。そうして、自分の本懐、志とかがはっきりしてくる。なぜ、納得できないというものが生まれてくるか。それは、描いているものと現実にギャップが存在するから。一致していれば、現状に満足する。また逆に、自分の潜在能力の方が劣っていたり遅れていて、現実の社会が持っている形式の方が優れ居ている場合、人間は感動をする。満足もしない、もう少しどうにかならないか、というのは自分の潜在能力の方が先に進んでしまっているから、現実の社会が持っている形式に対して何とかならないかという問題意識が出てくるのだ。潜在能力の方が先に進んでしまっている状態。そこで、本気になって自分が何とかしようと思えば、潜在能力が既にできているのだから、必ず、自分が納得できるところまでは現実を動かせる。※自分の潜在能力に比例して問題は出てくる。
しかし残念ながら、世の中の99.9%は行動しない。0.01%の人が世の中を変えてきた。ということは、我々が生きる道は一つ。もう、この現実への違和感と言う感性の実感に、俺の人生を懸けるんだという、そういう生き方をする以外に自分がこの世に生まれてきた出生の生涯を遂げる方法は無い。そういう腹構えでぶつかった時に、本当の自分の人生が始まる。
第3章 成功への階段を登る(人生の鉄則)
本当の自分を発見できた後、自分の欲求を自分が納得いくところまで形にしていく方法。その条件は5つ。
1.人生を力強く歩んでいく自信
自分が自分を信じられないような人間を誰が信じてくれるか。
その自信は3つに分かれる。
①理性を通して作ってゆく自信…確実知識、学問的知識。理論と実践の片輪。
②感性を通して作ってゆく自信…生き方を支える哲学、即ち自分の人生観を持つこと。即ち死生観。究極的にはこのためなら死んでもいいと思えるものを持つこと。その時、自分の哲学を確立したことと言える。
③肉体を通して作ってゆく自信…体験・経験。理論と実践の片輪。※体験にはマイナスが無い。失敗もその体験をした人間にしかわからないというものを掴んだという事。
根本は、「今日1日を生きた証」というものを自分が掴みながら、毎日を生き抜くという事。
2.自分で自分を教育する
自分で自分を作っていってこそ、自分が気に入る、自分が納得できる自分になる。
①St.自分の人生の未来に理想・目的・志を掲げる。自ら求めて人に会い、自ら行動し、教育していく。
②St.自分の中から湧いてくるというを持ち、自分で答えを見つけようと努力する。その結果、よく気付き、その積み重ねが人間性の成長へと繋がる。自分の中から湧いてくる欲求、問いに、理性でこたえようとすることで、人間らしい人間が出来、本当の自分、自分らしい自分が形成されていく。そうして、自分の言葉を持つことが出来る。自分独自の表現力が出てくる。
③St.人間としてより成長したい、大きくなりたいという人間としての成長意欲を持つ。⇒人間力(気力・体力・知力・政治力・経済力・教育力・文化力)と人格(高低、広狭、深浅)
3.限界への挑戦
限界に挑戦してこそ、潜在能力が発揮される。理屈を超えた対応能力が生まれる。限界へ挑戦すれば、必ず問題が立ちはだかるが、決して逃げたいかん。
4.決断にかける
選んだ道を正解にさせる。「たとえこの決断故に人生を棒に振る事になったとしても、お前は悔いは無いか!」と自分に問い、「悔いはない、悔いはないぞ!」と言い切って決断をする勇気・気概。迷ったいかん。大きな成果を生むためには集中力が必須。
5.意志と価値の確認
感じてこそ人生!燃えてこそ人生!
第4章 二十一世紀のキーワード”愛”を育てる
愛の実力、を掘り下げる。
二つの側面から考えていく。
「良い人間関係を作る。」
1.人間への深い理解
第一の原理は、人間が最後に求めるものは心を満たすものだ、という人間観を持つ事。現代人は皆、「理屈じゃない、心が欲しい」という心情をもって生きている。なぜなら、人間は愛されたいと思いながらも、自分が求めるようには認めてくれないのが現実。だから、寂しい。だから、孤独。大事なことは、自分がどんなに相手の事を愛していても、自分の愛は決して相手が求めているような愛の形にはなっていないのだという限界を知って愛しているという事である。愛が押し付けになると、愛の価値は消滅する。愛が押し付けになれば、相手は離れていく。愛は他者中心的な心の動きである。謙虚な自覚をもって相手を愛する事で、自分の愛が相手の心に伝わる。そしてその時の心は必ず、目つき、表情、態度に現れる。相手は「なんて、いとおしいやつなんだ」と思って、つい手を引き寄せて、抱きしめたくなってしまうもの。一方で、押しつけの愛はいかにも押しつけがましい目つき、態度、表情というものが出る。
2.謙虚な理性
真理を一つとし、理性に対する絶対的信仰を持っている限り、永遠に対立は無くならない。自分の考えが正しいと思っても、決して完全ではない、絶対ではないと思う事によって、自分と違う意見に興味、関心を持ち、違う意見から少しでも自分が学びたいという謙虚さを持つことが出来る。相手の本質は理性ではなく、心である。相手の心に向かって話す意識で話すこと、これは説得の論理に対して納得の論理と呼ぶ。話しながら、自分の感性を働かせて、相手の感情や心の動きを読み取り、ちょっと強く言い過ぎたかなと思えば、柔らかく言い換え、ちょっと言い足らないと思えば、少し言葉を付け加え、わかってもらえるように話す配慮が必要。それでも相手と立場が違う場合は、発展的解消。(相手を尊重し、相手から学んで、私はこんなに成長できました。ありgとう、)
3.人間に完全性を求めてはならない
人間は長所半分、短所半分。人を愛するとは、短所を認める事。短所の存在の肯定。これ基本。
4.勝つことよりも力を合わせる事に人間としてのより大きな喜びと価値を感じる感性
競争原理を捨てる。積極的に手を差し伸べ、協力関係を築くことで、相手の会社に利益を与え、自分の会社も利益を得る。統合という新しい方法で新しい仕事を始めれば、リスクが半分で済むことになる、利益も半分だがリスクも半分。統合化こそ、新しい利益を産み出す道であり、資本主義社会を発展させていく方向はこれ以外にはない。この能力を作らないと、いじめはなくならないし、人間関係にまつわる様々な問題は解けない。
5.ユーモアのセンス
ユーモアほど、人間関係に親近感を作り、人間の心を和ませるものは無い。冗談を言って笑わせることも大事。根底は教養で、平素から言葉に関心を持ち、表現力や言語感覚を磨く努力をしていく事。
「悪化した人間関係を修復する実力」
1.どんな人でも好きになる実力
悪化すると短所ばかりに目が行きがちだが、相手の長所を発見する努力をする。どんな人にも半分は長所があるという信念をもって対する事が大事である。その為には、1番初めに勇気を出して自分から相手に声を掛ける事。その次に、心で感じた良いと思うところをちょっとだけオーバーに相手に伝える。こうして相手を褒め続けることで、自分が先に相手を好きになる。こちらが好きになると、態度、目つき、表情が変わり、相手も敏感にそのことを感じて態度を変えてくれる。
2.誰からでも好かれる実力
人間的魅力の形成の事。能力(長所、角熟)・人間力(体力・気力・知力・経済力・政治力・教育力・文化力)・人格。 ※性格は触る必要なし
3.対立を乗り越える実力
1番厄介な対立は感情的対立。まず、自分が相手に感じている敵対心を除去するためには、「対立は、自分が成長するために学び取らなければならないものを持っている人間が、今自分の目の前にいる事を教えてくれている」と解釈する。次に、相手から自分に向けられる敵対心を乗り越えるには、どうしてそんな考え方が出来るのか、どうしてそういう立場に立ったのか、心から知りたいと思う事。(顔つき、態度、表情に現れる)異なるものに対する興味、関心、好奇心が大事。自分が大きな人間になるためには、自分に無いものを相手から学び取る必要がある。
感情的対立を乗り越えた後は、和して同せず、という実力を作る。即ち、度量。相手の考え方をも受け入れ、同時に自分の考え方をも、誤解されずに相手にわからせる力。その次は、包容力の大きさを作っていく。自分が相手を飲み込む関係にしていかないとダメ。その為には、自分の考え方が相手の考え方より過ぎれているという現実を創り出さねばならない。それは、自分が相手より成長する事だ。その際、相手の考え方の中で、自分が納得できるもの、自分がいいと思うものを、自分の考え方の中に取り入れさせてもらう。自分の考えが相手の考え方の中に入ってしまうと、この人の考え方についていこうと考える。負けるのではない。それが、包容。
※対立を避けてはならない。対立こそ、自分を成長させてくれる重要な体験。
4.問題解決能力をつくること
原理1:必ず問題が現れる。その問題に立ち向かう。そして、万策尽きてからが本当の頑張り所。
原理2:人を責める気持ちがある運だけ自分は成長しない。自分が変われば人は変わるとの信念。
5.真実への勇気
関係がどうしようもなくなってしまったときは、自分の本音、建て前、全てをさらけ出すこと。自分をさらけ出す勇気。どうなるかは相手に任せて、自分は全てをさらけ出してしまう。
第5章 真実の愛とは何か
愛とは信じる事。信じぬく心。赤ん坊は全てを信じている。空気に対する絶対的な信頼があるからこそ、人間は呼吸が出来る。信じることなしに、生存は出来ない。人間関係も同じ。
では、どうすれば信じる心から信じぬく心へと成長できるか。
第1段階:人間は不完全であるという人間観。嘘を付いた。しかし、それが人間というものではないか、と理性で認識する。
第2段階:感性。つまり、もし自分の友人が自分を裏切った場合でも、あいつが俺を裏切るなんて、どんなに苦しんだだろう、どんなに悩んだだろう、さぞかし大変なことがあったに違いない、と責めるどころか、かわいそうに思って、全ての人間があいつを見放したとしても、自分だけは、あいつを、どこもまでも信じてやろうという心情が湧いてくる。それが即ち、不完全な人間への真実の愛。
●愛とは「短所を認め、許すこと」。理性的に考えれば信じてはならない人間を信じる、信じ抜いていこうとする決断が、愛の奇跡の扉を開く
相手の為に生きようとすることが愛。相手の中に、自分の生き場所を発見する。即ち、相手の為ならば死んでもいい、という相手の中に自分の死に場所を発見するという事。
●相手の中に魅力を発見すると同時に自分の中にも魅力を作っていく。この両方があって初めて、愛は成立する。
夫婦として愛を育んでいくための大事な条件
1.家庭も人間的成長の為の道場
2.どうせするなら心を込めて。
3.共通体験・共同体権を作っていく
4.夫婦といえども元は他人(礼儀)
5.家庭というものは理屈抜きに信じあい、許し合う場であると考えなくてはならない
6.結婚という決断に人生を懸ける
7.子供によって親の人生の幸不幸は大きく左右される
8.セックスは人生の三分の一の重みをもつ重要課題
9.理念への思索が心を通わせる
10.人生には、失敗の人生というものは無い
原則的には、夫婦の愛を通してしか、私たちは人間としての真実の愛に到達できないという事を、忘れてはならない。夫婦という関係の中での努力が無かったならば、真実の愛というものを実力として自分の命において表現する事はなかなかできない。
最後に、父性愛、母性愛が愛の究極の姿。
全てを与え尽くすことが生きがいであり喜びとなる。
父性を極める。母性を極める。そのことによって、地球は宇宙一素晴らしい星となるだろう。