金屋子神社は、製鉄・鍛冶の神様である金屋子神をお祀りします。
絵姿は三つの構図があり、
剣あるいは如意を司る女神が白狐に乗る姿
剣もしくは宝寿を持つ女神と男女二人の従者
三宝荒神の姿
として描かれています。
鎮座するのは安来市。製鉄が盛んな地です。
たたらという言葉は古事記・日本書紀でも出てきますが、女神として登場します。
勢夜陀多良比(せやたたらひめ)などです。
金屋子神社縁起の屏風絵の中では、桂の巨木の中に現れた金屋子神と白鷺が降臨した様子が描かれています。
金屋子神話民族館から参りましょう。ビデオで学ぶことができるようになっています。
屏風絵も迫力があります。
資料館の図録にて、たくさんの絵を見ることができます。
民俗館におられる女性に教えていただいて、金屋子神社のご神紋を見てみると・・・たしかに2種類ありました。
下がり藤と、
橘です。金屋子神さまがお好きなものだと伝承されているからだそうです。
中国地方には20を越える金屋子神社があり、ご祭神は金山彦・金山媛や天目一箇神と同一神ともされています。
硬い鉄を自在に曲げる鍛冶は、古来、神だと信じられていたのだそうです。
参拝したこの日はお祭りの準備で、拝殿も開いており、活気がありました。
私はこちらの祠が好き。
ここで手を合わせていると、頭に金属のネジが打ち込まれたようになりました。
この後に参拝した大神山神社奥宮で、頭のネジが持ち上げられるように、飛び跳ねるように歩いて参拝をするという体験をしました。
続いて、里宮から車でさらに2分、奥宮まで行ってみました。
社務所で授与されているお煎餅です。
こちらは大雪の時の参拝写真です。
雪を踏んで、踏んでお参りします。
絶景でした。
手すりに、雪ウサギ発見!
拝殿前で祝詞を奏上したら、どこからともなく金属の棒を叩くような音が何度も響きました。
見渡しても誰もいません…。
ここにもウサギが!…私が作りました(笑)
こちらは安来市観光協会が配布されていた資料です。
安来駅に置いてありました。いい資料ですね。
天目一箇命については、こちらの書籍が参考になります。お勧めです。
金屋子神社は少し辺鄙なところにありますが、ぜひゆっくりと周辺の自然も味わいながらご参拝ください。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
公式ブログはこちらで更新しています。
プライベートブログはこちらで更新しています。
メールマガジンはこちらです。(購読お申し込み後、確認メールが届きますのでメールボックスをご覧ください。)