『ぼたん桜』がまるで雲海のような絶景だった~深まる春の一心寺を歩く | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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『ぼたん桜』がまるで雲海のような絶景だった~深まる春の一心寺を歩く

 谷底を埋め尽くす、圧倒的なピンクの絨毯

 大分市の山間に位置する一心寺に一歩足を踏み入れると、そこには別世界が広がっています。普通の桜(ソメイヨシノ)が散り、春が終わりに近づく頃、こちらのボタン桜は見頃を迎えます。驚くのはそのボリュームです。谷底を見下ろすと、まるでピンク色の濃いクリームを絞り出したような八重桜が、隙間なく埋め尽くしているのです。ソメイヨシノの淡い色合いとはまた違う、力強くて華やかな「ピンクの絨毯」は、見る人の心を一瞬で奪ってしまいます。

写真家としてこの場所に立つと、どこにレンズを向けても絵になるので、シャッターを切る手が止まりません。特に、谷の上から見下ろすアングルは、一心寺ならではのスケール感を感じさせてくれます。空気までピンク色に染まっているような、不思議な感覚に包まれる場所です。

 

 八重桜のドレスをまとった、薬師如来像

 一心寺の魅力は、美しい花だけではありません。境内には、緑色の不動明王像や、穏やかな表情のお地蔵さまが安置されており、その周囲をボタン桜が優しく包み込んでいます。鮮やかなピンク色の花びらと、像の重厚な質感とのコントラストは、他では見ることのできない神聖な美しさを放っています。風が吹くたびに、ぽってりと重みのある花が揺れ、まるでお地蔵さまが桜のドレスをまとっているかのように見えます。

中学生の皆さんにもぜひ見てほしいのが、この「色の組み合わせ」です。自然のピンク、山の緑、そして歴史を感じる像の色。これらが重なり合うことで、ただ綺麗なだけではない、深い物語を感じる景色が出来上がっています。静かに手を合わせながら桜を見上げると、心がしんと静まり、とても穏やかな気持ちになれるはずです。


 日本一とも言われる「桜のトンネル」を歩く

  一心寺のボタン桜は、頭上を覆い尽くすほどの密度で咲き誇ります。参道を歩けば、そこはまさに「桜のトンネル」。八重桜は一つひとつの花が大きく、花びらの枚数も多いため、見上げた時の迫力が桁違いです。手の届くような低い位置にも花が咲いているので、花の香りを間近に感じながら、ゆっくりとお散歩を楽しむことができます。太陽の光が花びらを透かして、キラキラと輝く様子は、まるで宝石箱の中に迷い込んだようです。

このトンネルを撮る時は、あえて少し低い位置から見上げるようにカメラを構えてみてください。空を隠すほどの桜がフレームいっぱいに広がり、その迫力を写真に閉じ込めることができます。一歩進むごとに表情を変える桜のトンネルは、歩いているだけで幸せな気分にしてくれる、春のご褒美のような道なのです。

 散り際まで美しい、ピンクの雪が降る時間

 楽しい時間はあっという間ですが、一心寺の桜は散り際までドラマチックです。ボタン桜の花びらは、一枚ずつ舞うだけでなく、花ごとポトリと落ちることもあります。地面が落ちた花びらで埋め尽くされ、足元までピンク色に染まる光景は、まさに「ピンクの雪」が積もったかのようです。見上げれば満開の桜、足元を見れば桜の絨毯。どこを向いても幸せな色が溢れているのが、このお寺の素晴らしいところです。

お祭りの時期には、美味しい食べ物の屋台や、夜のライトアップが行われることもあります。夜の桜は昼間とは一変して、妖艶でミステリアスな美しさを見せてくれます。春の最後に、こんなにも贅沢な景色を見せてくれる一心寺。家族や友達と、大切な思い出を作るにはぴったりの場所です。ぜひ、自分だけの特別な一枚を撮りに、カメラを持って出かけてみてくださいね。

 

 

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