天体ショーを楽しむ
~9月8日皆既月食を撮る
皆既月食とは
皆既月食とは、地球の影によって月全体が隠れる現象のことです。
太陽・地球・月が一直線に並ぶことで起こり、月が地球の影にすっぽりと覆われると、月全体が暗く赤みを帯びて見える現象です。
9月8日午前2時の様子です。午前1時27分に月が欠け始めました。この時間には、半分以上が欠けています。432mmの超望遠での撮影です。
皆既月食が起こる仕組み
皆既月食は、太陽からの光によってできた地球の影の中を月が通過するときに見られる現象です。 つまり、太陽-地球-月が一直線にならんだ時に見られるものなので、常に月は満月ということになります。
午前2時11分の様子です。かなり、影が広がってきました。
皆既月食~月が赤く見える原因
皆既月食の時に見える月は、なんとも不思議な赤い色をしています。
太陽の光というのは、赤や青など色(波長)の異なる様々な光を含んでいます。
そんな太陽の光が地球の周りにある大気を通過する時、波長の短い青い光は散乱してしまいます。
しかし、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気を通過することが可能です。
これが大気中で屈折することで地球の影の中に入り込み、赤い光が月を照らすことで、赤く見えるのです。夕日が赤く見える原理と同じです。
午前3時12分。皆既月食の完了時間です。なんとも言えない色になりました。不気味というか、怖ささえも感じる色です。時間的には、「丑三つ時(2時から2時30分)」を過ぎた時間帯ですが、不気味でしたねえ。
月が完全に影から抜け、通常の満月に戻るのは、午前4時57分。そこまでは体が持たないので、撮影はここで終了しました。









