中庭の海にて -4ページ目

中庭の海にて

「ジブンって生き者」そんな風なコミックエッセイ

CODA(コーダ/Children of Deaf Adults)ろう者の親を持つ聴者のこと。

20150828


作中に出てくる書籍

「聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち

 ―ろう文化と聴文化の間に生きる人々」(現代書館)

(著)ポール・プレストン  (翻訳)渋谷 智子 、井上 朝日


CODAという単語だけで検索すると、コーディングだったり
音楽用語だったり アーティストだったり 化粧品関係だったり
いろんなモノがヒットしますね!

ところで
20年前って、わりと昔って感じますか?
けっこう最近だなって感じますか?

私も数年前まで知らなかったクチではあるんですが
「え?最近過ぎない?」ってあとから衝撃が走りました。

さらにいうと、「それにあたる日本語の名称がない!?」って
もっとビックリしました。ビックリです。

だって、近年になっていきなりCODAな子供ができたんじゃ
ないんですよ、最初からいたんです。世界中。日本にも。

日本において、外来語であっても名称がないものって珍しいですよね。


名称がなくても不都合がなかったからかもしれません。
だけど実際は・・・そんなことなかったのかもしれません。


CODAはまるで、ずいぶん長い間、
世間とかくれんぼをしていたみたいです。

私は「みつけてもらえた」
そんなふうに感じました。

たぶん、それが涙の正体でした。


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明日に続きます!(><)



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