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トランプ政治の根本と世界の末路
7月23日午前一方が入り関税が15%に引き下げられ、日本がアメリカに対して市場今より開放することで合意したと発表がありました。
トランプもSNSで発表しましたがこれがこの通り実施されるように互いに努力する必要があります。
他の国でも同様のことが行われています。
8月1日に「公言通りに25%」の関税を課すと最も困るのはアメリカであることをトランプも認識したからに他なりません。
つまり、トランプの発言は「はったり」だったということです。
これはもはや政治とは言えません。
いずれにせよ、トランプ関税による効果、それは、各国が他国依存の経済、軍事を見直し独立性に舵を切ったことです。
今までは、各国が互いに関税を無くしたり低くし相互依存をすることでグローバル化を発展させて来ました。
いわゆるTPPやBRICSがこれです。
それはすなわち食料や半導体や希少金属などを他国に依存することでした。
これに加えて、賃金が高ければ安い国に進出してそこで生産するということがなされてきました。
それで多額の利益を上げたのが日本であり中国でありベトナムでありインドでありインドネシアなどなのです。
日本の場合は戦後日本で作った物を「メイドインジャパン=品質の良い商品」として世界に売ってきましたが、日本企業の多くもコストや賃金の問題が発生すると賃金の安い中国や東南アジアに進出し生産して「利益を確保」して来たことは周知の事実です。
アメリカ企業のアップルでさえも同じことをしています。
(参考:世界的なこうした傾向は間違っています。)
1期目のトランプがTPPに反発しアメリカが離脱したことは日本にとっては朗報でした。
そのため、その後を継いだバイデンでは思うような経済効果を上げられず米国企業の衰退が現れたので、トランプは関税で問題を解決しようとしたのです。
ですから、中国で生産しているアメリカ企業も大きな打撃を受けますが、その結果が出るのは1、2年後でしょう。
トランプ関税は政治的には「めちゃくちゃな発言」なのです。
おそらく、今後世界各国はトランプの出現により相互依存から独立に舵を切っていきます。
一度そうなると再び相互依存にするのは困難となります。
トランプのせいで嫌な経験をさせられたからです。
トランプ政治の根本は、「交渉=取引」これがすべてです。
物を作ったり売ったりはしないのです。
つまり、貿易赤字を国内産業の活性化、企業努力で解決するのではなく貿易相手国の利益をいわば「もぎ取る」という手段で行ったのです。
日本だけが多額の投資をアメリカにするということで、いわば、アメリカ経済に手を貸しています。
最大の貿易相手国であるアメリカの経済が良いことは日本にとっても最大の利益を上げるための手段だからです。
トランプはアメリカの有利になるように相手国との関税利用しあらゆる分野で交渉しています。
普通、国際間の競争は技術や商品を競うものですが、それをしないでただ関税をかけるという交渉だけで問題を解決しようとしているのです。
こうしたやり方は、自分では何も作らないで物の売り買いだけで商売している仲買人のような交渉なのです。
普通、交渉する時には自国の生産物や相手国の生産物などの交渉をするものです。
これは、双方の国の1次産業(物作り)の保護のためです。
ところが、トランプは1次産業(物作り)の相手に対して2次産業的交渉(仲買人)だけで相手国に圧力をかけるということをしたのです。
例えれば、今の日本の農家とJAや仲卸業者が米の値段交渉をしているようなものです。
農家の強みは値段が合わなければ「売らない」点です。
仲卸業者の強みは販路を持たない農家の米の値段を「良い値」で買える点です。
仲卸業者の弱みは小売店の需要により「時には在庫」を抱える可能性があるという点です。
生産者から消費者までが順調に(適正な価格で)流れている場合には問題がありませんが、どこかで滞ると即値段に変化が生じてきます。
最も煽りを受けるのが生産者と消費者なのです。
この仲卸業者は株取り引きの証券会社のようでもあります。
ただ、顧客の株の売買の仲介をして「取り引き」をしているだけだからです。
普通、証券会社は損をしません。
おそらく、こうしたやり方は大統領になる前のトランプの商売のやり方そのものです。
アメリカの歴代の富豪は自らが作ってそれを売って富豪になっています。
この点トランプは異質なのです。
敢えて言うなら、初めは1個のリンゴの交換から始めて最後には大富豪になる日本のおとぎ話「わらしべ長者」と同じことをして「見せかけの富豪」になったのがトランプなのです。
トランプはそれを政治に持ち出したのです。
従って、トランプはマイクロソフトのビルゲイツやアップルのステーブジョブズやツィッターのザッカーバーグやいろいろやっているイーロン・マスクなどとは「考え方もやり方」も全く「違う」のです。
自分では何も作れない(作らない)のです。
つまり、本当の「商売」をしたことがないのです。
実際、トランプは製造を行う企業を保有したことがありません。
父親の残した資産で、いわば土地ころがしで「わらしべ長者」になったにすぎません。
もし、選挙で多額の資金を調達(寄付によって)出来なければ大統領にはなれなかったと思います。
2回目に当選したのはイーロン・マスクからの多額の寄付があったからだというのは本当のことです。
トランプは「はったり」で大統領になったのです。
トランプのような者が権力の座に就くと、有能な人材が蔑ろにされます。
例えば、毛沢東の文化大革命などがそうです。
ロシアのスターリンの粛清がそうです。
トランプは毛沢東やスターリンやヒトラーなどと同類なのです。
つまり、「ずる賢さや煽動」だけで権力を手に入れ、権力を手に入れるといわゆるすべての政敵を暗殺するか排除してきたのです。
ロシアのプーチンは今これを行っています。
トランプとプーチンは同じ穴のムジナなのです。
トランプと彼らの違いは「政治を商取り引きにした点」です。
トランプの頭の中には「アメリカを有利にし富ませる」ことだけしかないのです。
さて、こうした状況を鑑みて別の状況についても話したいと思います。
しかし、今はどの国の権力者も国民とは対立状態にあります。
アメリカ国内でも様々な面での分断が見られます。
それがトランプ政治によって「より顕著」になって来ました。
この状態はダニエルの預言を思い出させるものです。
話しのストーリーはダニエル書2章です。
その中で、ダニエルはネブカドネザルの見た夢の解き明かしをしますがそれをダニエルに与えたのは神でした。
その解き明かしの中の最後の部分はこうです。
巨大な像はバビロンとそれに続く強国を表していますが最後の部分(現代を表しています)、つまり、足の部分についての解き明かしです。
41 「また,足とその指とが一部は陶器師の成形した粘土,一部は鉄でできているのをご覧になりましたが,その王国は分かたれたものとなります。ですが,鉄の硬さもその中に幾分かあることでしょう。鉄が湿った粘土と混ざり合っているのをあなたはご覧になったのです。
42 そして,足の指が一部は鉄,一部は成形した粘土でできていることについて言えば,その王国は一部は強く,一部はもろいものとなるでしょう。
43 鉄が湿った粘土と混ざり合っているのをご覧になりましたが,それらも人の子らと混ざり合うことになります。しかし,鉄が成形した粘土と混じり合っていないのと同じように,それらも,それとこれとが堅く付くことはないでしょう。
44 「そして,それらの王たちの日に,天の神は決して滅びることのないひとつの王国を立てられます。そして,その王国はほかのどんな民にも渡されることはありません。それはこれらのすべての王国を打ち砕いて終わらせ,それ自体は定めのない時に至るまで続きます。
45 あなたは,山からひとつの石が人手によらないで切り出され,それが鉄,銅,成形した粘土,銀,金を打ち砕いたのをご覧になったのです。これから後に起きる事柄を,大いなる神ご自身が王にお知らせになりました。そして,この夢は確かであり,その解き明かしは信頼できます」。
-ダニエル2:41-45
足に相当する部分はそれまで続く強国の終わりの部分、つまり、現代を指しています。
そして、その強国(足)だけではなく各国(足の指)も政府と国民が分裂し、決して混じり合うことはないと述べています。
更に、その時、神の王国が神によって立てられ、その王国がそれまで続いて来た[地上の]王国(とその歴史)を打ち砕いて終わらせ、その神の王国は長く続くと述べています。
このダニエルの解き明かしは、イエスが言われた事物の体制の終わりについての解き明かしでもあるのです。
マタイ24章
さて,イエスが[そこを]たって神殿から去って行かれるところであったが,弟子たちが神殿の建物を示そうとして近づいて来た。
2 [イエス]はそれにこたえてこう言われた。「あなた方はこれらのすべてのものを眺めないのですか。あなた方に真実に言いますが,石がこのまま石の上に残されて崩されないでいることは決してないでしょう」。
3 [イエス]がオリーブ山の上で座っておられたところ,弟子たちが自分たちだけで近づいて来て,こう言った。「わたしたちにお話しください。そのようなことはいつあるのでしょうか。そして,あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」。
4 そこでイエスは答えて言われた,「だれにも惑わされないように気を付けなさい。
5 多くの者がわたしの名によってやって来て,『わたしがキリストだ』と言って多くの者を惑わすからです。
6 あなた方は戦争のこと,また戦争の知らせを聞きます。恐れおののかないようにしなさい。これらは必ず起きる事だからです。しかし終わりはまだなのです。
7 「というのは,国民は国民に,王国は王国に敵対して立ち上がり,またそこからここへと食糧不足や地震があるからです。
8 これらすべては苦しみの劇痛の始まりです。-マタイ24:1-8
この預言の最初の成就はAD70年のユダヤ人の体制の滅びでした。
それ以降ユダヤ人は第二次世界大戦以後迄国を持たない国民となったのです。
このイエスの預言は更に先のことであることは7、8節に示されています。
特に、「国民は国民に、王国は王国に敵対して立ち上がる」という点は当時は起きませんでした。
参考
イエスの預言には三段階があることが分かります。
それは、ユダヤ人、サマリア人、諸国民という段階です。
これは、イエスがペテロに与えた三つの鍵でもあります。
ですから、マタイ24章のイエスの預言も、後の時代の大々的な成就が含まれているのです。
今、世界の状況をみるとどの国でも政府と国民は分断状態にあります。
ダニエルの解き明かしの通りです。
そして、最後には、
35 その時,鉄も成形した粘土も銅も銀も金も皆ともに砕けて,夏の脱穀場から出たもみがらのようになり,風がそれを運び去って,その跡形も見えなくなりました。そして,像を打ったその石は,大きな山となって全地に満ちました。
-ダニエル2:35
ついには、大きな像はもみがらのように風で吹き飛んでしまい跡形もなくなってしまうのです。
まさに、今の世が間もなくこのようになることを示しています。
そして、ダニエルの解き明かしは信頼できるものであり、既に最後の足の部分を除いてすべて成就しています。
ダニエルにネブカドネザルの見た夢の解き明かしをさせたのは他ならぬ「[唯一真の神]ご自身」なのです。
そして、ダニエルに対して最後に、
ダニエル11章
40 「そして,終わりの時に,南の王は彼と押し合うが,これに対して北の王は兵車と騎手と多くの船とをもって強襲する。彼は必ず[多くの]土地に入り,みなぎりあふれて通り行く。
41 彼はさらに飾りの地にも入り,多くの[土地]がつまずきに渡される。しかし,これらは,すなわち,エドム,モアブ,またアンモンの子らの主立った部分はその手から逃れ出る。
42 それでも彼はそれらの土地に向かってしきりにその手を突き出す。エジプトの地は逃れ出るものとはならない。
43 そして彼は隠された金銀の宝をまさに支配し,またエジプトのすべての望ましい物を[支配する]。そしてリビア人とエチオピア人は彼の歩みに付く。
44 「しかし,彼をかき乱す知らせがあって,日の出る方から,また北から来る。そのため彼は非常な激怒を抱き,滅ぼし尽くすため,多くの者を滅びのためにささげようとして出て行く。
45 そして彼は自分の宮殿のような天幕を,壮大な海と聖なる飾りの山との間に設ける。それでも,彼は必ず自分の終わりに至る。これを助ける者はいない。
12章
「そして,その時に,あなたの民の子らのために立つ大いなる君ミカエルが立ち上がる。そして,国民が生じて以来その時まで臨んだことのない苦難の時が必ず臨む。しかしその時,あなたの民,すなわち書に記されている者はみな逃れ出る。
2 また,塵の地に眠る者のうち目を覚ます者が多くいる。この者は定めなく続く命に,かの者は恥辱に,[また]定めなく続く憎悪に[至る]。
3 「また,洞察力のある者は大空の輝きのように照り輝く。多くの者を義に導いている者たちは定めのない時に至るまで,まさに永久に星のように[輝く]。
(参考 特に3節の出来事は「霊的」なものであるため、世界中で目に見える形で現れる訳ではありません。神の目から見て述べているのです。)
4 「そしてダニエルよ,あなたは終わりの時までこれらの言葉を秘し,この書を封印しておくように。多くの者が行き巡り,[真の]知識が満ちあふれる」。
5 そしてわたしダニエルが見ると,見よ,ほかに二人の者が,一人は流れのこちらの岸に,他の一人は流れの向こうの岸に立っていた。
6 そうして一人の者が亜麻布をまとった人,すなわち流れの水の上方にいた者に向かってこう言った。「これら驚くべき事柄の終わりに至るまでにどれほどの時があるか」。
7 するとわたしには,亜麻布をまとって流れの水の上方にいた人が右[手]と左[手]を天に挙げ,定めのない時にわたって生きておられる方にかけて誓いながら,こう[言う]のが聞こえてきた。「それは,定められた一時,定められた[二]時,そして半[時]の間である。聖なる民の力を打ち砕くことが終了するとすぐ,これらのすべての事もその終わりに至る」。
(参考 川の両側にいる「人」は神のみ使いです。
二人のみ使いの間に「川」があることは、この預言の成就まで「長い時」があることを示していま
す。)
8 さてわたしは,自分で聞いたが,理解することができなかった。それでわたしは言った,「我が主よ,これらの事の最終部分はどのようになるのですか」。
9 すると彼はさらにこう言った。「行け,ダニエルよ。これらの言葉は終わりの時まで秘められ,封印しておかれるからである。
10 多くの者が身を清め,白くし,練り清められる。
(これは、啓示の書に出て来る「大群衆」を思い出させます。)
そして,邪悪な者は必ず邪悪に振る舞い,邪悪な者は一人として理解しないであろう。しかし,洞察力のある者は理解する。
11 「そして,常供のものが取り除かれ,荒廃をもたらす嫌悪すべきものが置かれた時から,千二百九十日があるであろう。
12 「ずっと待ち望んで千三百三十五日に達する者は幸いである。
13 「そしてあなた自身は,終わりに向かって進め。あなたは休むが,日々の終わりに自分の分のために立ち上がるであろう」。ダニエル11:40-12章
と告げます。
この中で、
「そしてダニエルよ,あなたは終わりの時までこれらの言葉を秘し,この書を封印しておくように。多くの者が行き巡り,[真の]知識が満ちあふれる」とあるように、ダニエルに告げられたことは終わりの時まで封印しておくようにと言われました。
「そしてあなた自身は,終わりに向かって進め。あなたは休むが,日々の終わりに自分の分のために立ち上がるであろう」。
とあるように、ダニエルは休むつまり亡くなるが、終わりの時の「日々の終わり」にダニエルに代わる解き明かしを行う者が立ち上がることが示されています。
つまり、
現代において、ダニエルに与えられた夢の解き明かしを行う者としてダニエルに代わる人が現れることを示しています。
ただ、11節の「常供のものが取り除かれ,荒廃をもたらす嫌悪すべきものが置かれた時」とはいつの出来事のことか「明確」には分かっていません。
最初の成就はAD70にエルサレムにあった再建された神殿で成就されたと述べる者もいますが、はっきりとはしていません。
結論として、
今の世界情勢は「神が作り出した」とも言えます。
参考
穿(うが)った見方をすれば、トランプやプーチンが世界を分断するようにさせたのは「他ならぬ神」だということです。
神は単に「終わりの時」を預言(見通した)したのではなく、「ご自分が行うことを予告(あらかじめ決めていた通りに)」したのです。
世界中に「苦難の時」が生じることも、事前に示していました。
従って、ダニエルの預言もイエスの預言も「必ず起こる」のです。