J2クラブとJFLクラブの練習に参加して | 少年サッカーよもやま話し

少年サッカーよもやま話し

とある少年サッカーチームに属するコーチの体験談。
いい意味でも悪い意味でも少年サッカーにおけるよもや話しをしていきます。

息子がJ2クラブとJFLのチームの練習に参加した。

プロチームとのTMにも参加し、後半からセンターバックで出場させてもらえた。

プロの選手に混じってハイレベルなサッカーを経験させて貰って、貴重な経験が出来た。


結論から言うと、J2所属のチームとの契約には至らず。

結果はまだだが、おそらく無理であろうとの息子の見解。

他に練習生として息子以外に関東の大学から2名の選手と、欧州のクラブチームから自由契約となった選手がトライアウトという立場で練習に来ていたそうだが、その中から大学生1名だけが内定を貰えそうな感じだったとの事であった。


もう一つのJFLのチームは、監督から直接評価を頂けたらしく、プレー内容は合格点。

その評価の内容として、


「今の息子の技術やサッカー感(サッカーインテリジェンス)は、チームに合流しても通用するだけの力とセンスはある。

選手としていい物を持っている。

チームに入団する意思があるのなら、入団する事は出来きるし、プロとして育成していくプランがチームにはある。

しかし息子の今の力が通用したとしても、今後先プロとして生きて行けるかは未知の世界であり、息子次第。

息子自身にその意志と覚悟があるのなら、JFLで技術を磨き、いずれはJリーグの世界へ行くポテンシャルを秘めている。」


私からすると最高の評価ではないかと思ったが、JFLと大学、息子の中では心が決まっているようだ。

将来プロサッカー選手として生きていく意思と覚悟が持てない以上、答えは決まっていると。


しかし、今回プロの力を肌で感じた事で、更にプレーの感覚が研ぎ澄まされ、高いレベルのサッカー感でトレーニングが出来ており、選手権に向けて高いモチベーションを維持出来ていると高校の監督から聞いた。

プロの練習に練習生として参加した事が凄く刺激になって、チーム練習に生きていると。


今の時期に大変貴重な経験が出来たと思う。

もはや私が何かアドバイス出来る立場ではなくなっているが、息子の後ろ姿を最後まで見届けたいと思う。