何となく投稿し続けてきたブログが、停滞気味となっている。
ひたすら思うままに綴っていた時期もあるのに、さてなぜなのだろう?
大きく時間の使い方が変わったわけでもないのに…。
これが老化の始まり? 怠慢な自分が蘇った?
いやいや、それだけではなさそうです。
ほんの少しの知識や肩書きが増えてくると、言語化することの責任やプライドのようなものが生まれて、「稚拙な投稿は情けない」、「もっとロジカルに語らねば…」等と、自分自身をジャッジして閉じ込めているのだと気づいたのであります。
自分自身の思考の習慣とは、本当に根深い💦
今日は、そんな習慣を手放して、自分らしい言の葉で綴ろうかと思います。
幸運にもアレクサンダー・テクニークを教える立場となり、ピアノの生徒さんだけではなく、分野の異なる方とも出会い、教えながら学んでいる今日この頃です。
探求テーマは十人十色でありますが、生徒さんの気づきや変容には、毎回嬉しい驚きを頂戴しています。
日常の凡ゆる刺激に対するとっさの反応にひと間を起き、目的(願い)を再考して、知的な(建設的な)プロセスに塗り替えていくと、心にも動きにもスペースができて心身の新たな動きが生まれます。気づいたら、パフォーマンスが良くなていたり、身体の痛みが消えたり、精神的なプレッシャーが無くなったり…多様な変化。
時には解剖学的な事実と照らし合わせ、等身大の骸骨君も大活躍ですが、この微細な変化のパワフルさを知った時、アレクサンダー・テクニークの興味が一層深まっていくのだと思います。
例えれば、上流の小川に小さな葉一枚が舞い降りるだけで、下流の大河、海の流れを変えてしまうといった景色になるのでしょう。
一昨日は生徒さんからラブレターを頂戴しました。この微細な変化への信頼をもった新しい人生観と感謝が綴られていて、美しい言の葉に抱きしめられました。
尊敬するAT教師のお1人であるDebiさんは、変容のフィードバックの際、「面白いねぇ」とニヤリとしながら英語訛りの日本語で仰います。
I agree with you!
本当に微細な変容って"面白いねぇ❣️"
2022.8.31