2018年の夏、新しい意識の芽生えを確信して、初心者の大人の生徒さんも教えることにした。
当時は、まだアレクサンダー・テクニークの教師の資格を取得する前でしたが、"寄り添う"について、その本質への自問を繰り返し、教えるという行為の中に、"ジャッジをしない安心・安全の場"を築きたいと思った。
誰しもどこかの場面で経験のある、"後悔"の重たい衣服。
この部屋に入る前に、先ずは練習できなかった"後悔"コートを脱ぎ捨ててもらい、開き直るのではなく、"今、ここでできること"へ気持ちを切り替えて頂く。
その鍵は、私自身。
1秒前も過去。
1秒先の未来をどう創り上げるかのお手伝いをしたい。
安心・安全の場に身を置けた時、人はしなやかに変容を遂げるのだと思う。
今日も変容をした美しい姿達を目に入れられ、自分のやりたかった絵をくっきりさせられた。
教えながら、教えてもらっています。
2022.1.15