お米を研ぎ、水を加えて火にかける。
ほどよく柔らかくなったら、なずな、ごぎょう、はこべら、すずな、すずしろ、ほとけのざ、せりの七草を加え、ほんの少しの塩を加えて味を整える。
先人の叡智に想いを馳せながら、七草がゆの薄味に内含するそれぞれの素材の主張を感じる。
味覚が研ぎ澄まされていく瞬間に思える。
人間の感覚器官が繊細に可動した時、受容するものは、世界観を大きく変えるのだと思う。
音楽との繋がりを模索しながら、さらなる感覚器官への意識をアップしていきたいものである。
正解も間違えもない、自分実験を本日も続行中❣️
2022.1.7