両親の言葉を久しぶりに思い出した、日曜日のお話です。
11.12日は、武蔵野音楽大学附属江古田音楽教室 第21回オペラ公演でした。演目は、モーツァルトの魔笛を原曲にした”不思議な魔法の笛” 。1969年から大谷洌子先生が演出を担当。沢山の子供達がここでオペラを経験して巣立っていきました。大谷先生が亡くなられても、先生の意志を大切に継承されて今回の公演となりました。今回は、長女がOGとして合唱隊で参加。日曜日の最後の回を鑑賞してきました。
我が家の子供達も教室のオペラで様々な経験をさせて頂きました。娘達がその時々の年齢にあったお役を頂いてステージに立った姿や、オケピットの中で息子がチェロを弾いていた姿等を思い出しては、涙ポロポロとこぼれてしまいました。素敵な仲間達と貴重な経験をしてきたのだと改めて思いました。
カーテンコールでは、客席から「大谷先生❗️」との声。…天から「は~い!」と美声が聞こえた気がしました。
帰宅すると出演した長女と客席で鑑賞した次女から「当たり前に思っていたけれど、こんな経験はなかなかできないよね。自分達は、オペラを通して大きな宝物を頂いたんだと改めて思った。素晴らしい経験をさせてくれてありがとう」と、嬉しい言葉をもらいました。
子供達は、オペラを経験して♫受け継ぐ♫を心と身体の財産にしてくれたのだと思いました。
音楽を媒体に年齢を超えた人間関係を築き、素晴らしい先生方や仲間と出会い、心豊かに育てて頂いたお教室に感謝いっぱいです。