なんでもないです、落書きです | JINのブログ

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ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

レッグあるなしで直キャブで調子が悪くなるは体験した事はあるけども、フィルター付きでその経験はないので、あくまで参考程度。自分が経験したことがないのは存在しないとは思ってない。そうなるならそうなる物なのだろうと考えるべき。そして不思議な事になってると思ったらそれは理解してないと思うと解決は早い事を経験的に知ってる。

 

MJ95、パワーフィルター

SJ42  AS 1 3/4もどし ニードル段数真ん中

…レッグシールドなしで好調

レッグシールドありでパーシャルガクつき 

 

〇言葉の説明だとこれは濃い症状。

 

 

ニードルクリップ真ん中より1段下げる 

パーシャルガクつき発生

 

〇クリップを下げることにより、ガスの供給が早くなり、より濃くなる方向。

 

MJ98にする。クリップ段数真ん中

パーシャルでかすかにガクつき、

全開加速時ガクつき 

 

〇98番でより濃い方向。

 

SJ45にする(MJ95)、クリップ段数真ん中

パーシャルok

全開加速ガクつく

 

〇95番ではまだ少し濃い状況っぽい。それ以外はほぼ正解に近いと思われる。

 

※MJのセッティング

 

MJ95…軽く上まで回るが加速時のトルクは細い

 

〇完全暖機後にエンジンが止まる寸前までアイドリングを落し、スクリューを薄い方向に回して一番アイドリングが高くなる所を探し、その後少しだけ濃くなるようにスクリューを戻す。(おおむね1/8ほど)

 

MJ98…

上で若干の伸びが劣るが、加速時のトルクは太い

全開加速で加速中にガクガクする

 

〇ガスが濃い目の典型的症状

 

(SJ42、クリップ段数真ん中)

クリップ段数を上げると改善する 

(クリップ段数が全開加速に影響する?)

 

〇クリップを上げるとガスが濃くなるタイミング遅くなる、疑似的に薄いような症状が作れるが、二ードルの段数では全体的なガスを供給する部分ではない。つまりメインジェットが大きい。

 

クリップ段数を一番上にするとガクつかなくなるが、

低回転時のアクセル操作に回転がついてこず、

気持ちよくない。

 

〇クリップを一番上にすることで、もっともガスを疑似的に薄い状態を作っている、それで調子が改善するならMJが大き過ぎるということ。

当然アクセルの開度が少ない時はガスが薄すぎてアクセルに対する応答が悪くなる。

 

クリップ段数を上げると、

ASを濃い方向に調整が必要になる(ASも薄くなる?)

 

〇クリップの段数を上げるとメインジェットからの供給がほぼなくなるのでスローで補う必要が出て来る場合あり。

キャブはアナログなのでスローもメインも全域で効いてる、その段階をニードルのテーパー角度で表現し、その開始のタイミングを段数で決めている。

 

※SJのセッティング

#42

おおむね1 1/4戻しで安定

 

〇ほぼ正解っぽい

 

#45

2回転戻しで安定

フィーリングが濃い

 

〇濃い

 

※クリップ段数

真ん中が操作しやすい

(イメージ通りに回転が上がる)

下げていくにつれ、低回転域が濃くなり、

低回転域のレスポンスが悪くなる。

上げていくと、アクセル操作に対して回転が

上がってこず、いきなり回転が上がるような印象になる。

 

〇まさしくその通り。基本的にクリップは真ん中。排気量に対してキャブが大き過ぎる場合なんかはアクセルガバ開けに回転が付いてこられずクリップを下げるなんて場合もあるが、基本的に真ん中からいじらなければならない場合が特殊、そういう設計だから。

特殊じゃない状況でクリップを変えるとハマる。並のキャブの場合ニードルの段数は変えない。

 

※総括

 

濃い、薄いのフィーリングを体感できた

ニードルの調整ができるともっと追求できた可能性あり。(MJ98で薄めのニードル)

口径が足りていない可能性?もあるかもしれないけどよくわからない。

 

 

〇そっか!キャブの口径が小さ過ぎの可能性もあるんだった。

排気量と回転数から最適な口径を算出する公式があった。

 

    d=0.65 √(C x N x 0.001)

    

    d=ベンチュリー口径 mm
    C=1気筒あたりの容積 cc
    N=最高出力回転数 rpm

 

ちなみに自分のカブは107cc、22mmのベンチュリ径、ハイカムの1万回転仕様、だいたい合ってる。

 

たぶん症状はMJを薄くすることで解決する。診てもいないからこれはウソかもしれない、適当に考えて欲しい部分もある。

遠回りさせたらごめんなさいなのだ。

 

ただ、絶対に正解はある。