結構大事な話。 | JINのブログ

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キャブ車のコックには大きく2つに分かれる。

ON OFF RESというタイプと、ON PRI RESというもの。
ON OFF RESから説明する。これは分かり易い、ONでガソリンが流れ、OFFでガソリンは止る、RESはリザーブ、つまり予備タンク。
予備タンクと言ってもタンクが分かれているのではなく、タンクの低い所かちょっと高い位置からガソリンを吸ってるかだけ。
でね、ONはガソリンがキャブに供給され続けている、走っていなくても。駐車してる時も保管してる時もずううううっと供給され続けてる。
なんで??なんだが、ガソリンは揮発性が高い、なので、揮発した分だけガソリンが落ち続けて、フロート室内をガソリンで満たしている。
なにが問題か、これね、長い時間これを放置してるとフロート室でガソリンの佃煮が作られる、当然良くない。
友達がね、「3年くらい乗らなかったけど、あっけなくエンジンかかったよ?」と、そりゃそうだ、知識があるのでOFFで保管してあったから。
そんな難しいことじゃないので、乗らない時はコックをOFFにしておくっては大事。そして乗る時は、コックをONにして10秒程待ってからエンジンをかける方が良き。キックなりセルを回してればそのうちかかるけども、キャブ内のガソリンがなくなってるのでしばらく無駄キックになるだけ。それでもそんなに問題でもない。
 
次にON PRI RESという物。
ON、この状態ではガソリンは「流れない」エンジンがかかってる時、正確に言うと、一般的にインテーク内が負圧になるとガソリンが流れる仕組みになってる物が多い。とても優れてる、いちいちコックをON OFFしなくてもキャブにガソリンを落さない。
じゃあPRIってなんなの?なんだが、しばらく乗らないとキャブ内のガソリンが蒸発してなくなってる。ONではガソリンが「落ちない」のでPRI、プライマリー、1番目のという意味を持つPRIでガソリンを落してあげる。PRIにしなくても無駄にセルを回したり、汗をかくほどキックをすればインテーク内に負圧を作れるので、いずれエンジンはかかるがいい事が無い。PRIってある意味ON OFFコックのONである。
 
なんだそれめんどくさい、と思う場合。ON OFFコックの場合は長い時間止めるならばOFFがいいよって事。PRIがあるバイクは、しばらく乗らなかった時はPRIでちょっと待ってからエンジンをかけると言いよってこと。マジでこれ大事な事。
 
それはそうとね、機能は昼飯食いながらちょっと戦争の話になった。派生でインフレの話になったんだが、デフレではないくスタグフレーションの話をしたかったんだが、帰りにワックスを買って帰ろうと思ったら、普段4000円くらいだと思ったのが5000円くらいになってた。
カップラも値上げ、パーツも値上げ、ガソリンも値上げ、ワックスも値上げ、生きずらい世の中になりそうだ。
こんな話もどこかでした。前大戦からもうすぐ80年。日本に住んでると永遠に平和が続くんじゃないかと錯覚する。生まれて来てからどんなクズに会っても戦争自体を肯定する日本人にあった事が無い。ちょっと意地悪だけどね、小学生の子供に戦争もしょうがない場合があたんじゃないのかなと話しをしたところ、泣きながらそれ以外の解決があるはずだと説得された、物凄く嬉しかった。
世の中の仕組みには賞味期限みたいなものがある。今の仕組みは賞味期限が近づいてるのかもしれない。
圧倒的武力を持って敵なし状態の親分に、お前は守ってやるとしのぎを取られても、それでいいやと納得してた今までの世の中。それがね、圧倒的でなくなって歯向かう奴が現れた時、あれ?こいつなんもしてくれないぞとなった時、自分たちはどうしたらいいんだろうねえ。