タペットクリアランス調整 | JINのブログ

JINのブログ

ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

拾った情報なんで鵜呑みにしてはいけないが、カタナのタペットクリアランスは0.07㎜だそうだ。

ということでシクネスゲージを使ってクリアランスを出す。

 

 

クランクを回して各気筒ごとにバルブを作動させない位置に持って行き、シクネスゲージを挟んでクリアランスを出していく。

 

んでコツなんだけど、この写真でいうと一番手前がバルブを作動させてない位置。この状態で手前の4か所を同時にロックナットを緩めて、流れ作業のようにコンマ07のシクネスゲージを挟んでクリアランスを出す。

すると、こんな状態になるはずなんだけど、

①コンマ07が入らない

②コンマ07は入るがコンマ08は入らない

③コンマ07も8入ってしまう。

 

②の状態ならOKなんだけど、これって人によってクセがあるもんで、4か所同時にやると自分のクセが分かる。①から③までの状態ってアジャストのネジでいうと1/8回転くらいなもんなので結構微妙な調整なんだよね。

 

だいたい自分はこのやり方だと4か所同時にやると2か所は規定に入る。ダメだった2か所はだいたい広めになってしまう手のクセがあるらしい。

クセが分かると作業は捗る。感覚的にゲージを抜く時に、水ようかんを切るくらいの手ごたえならだいたい規定に入る。

同じような事だと思うけど、これ一個づつきっちり規定値に持って行こうとすると、測定するまでの時間が空くので、毎回悪い意味でフレッシュな感覚になってしまって時間が掛かる。

 

 

一応16か所全部見たら、再度クランクを回して計り直す。確認って大事だし精度も上がるってことですな。

 

ちなみにカブだと0.04㎜程度。コンマ04はクリアランスがあるって分かってないと指でカタカタやったんじゃ分からない感じがそれ。コンマ05はクリアランスを感じる。コンマ03はクリアランスがあると分かっていてもクリアランスがあるのが分からないっていう感覚で覚えてる。

感覚で覚えてると調整は楽。こんなもんだろ?って適当に調整してゲージで確認すればいいだけだからね。