先日預かった素敵バイク、GB250がふたたび入庫になった。理由はアイドリングしなくなってしまったということだが、大体察しは付いている。
このGB、持ち主がタンク内の掃除とサビ取りをしたんだが、この作業はしつこいくらいやっても完全に錆を落としゴミを排出するというのは簡単ではない。理由はたぶんこれ、ゴミがキャブまで落ちてしまってるんだろうね。
ところで、隣りの隣りの市まで書類を出す用事があったのでカブで行ってくる。天気もいいしジェットの番手を上げたので様子もみたい。丁度いいテストになる。
帰りに
たまには前を通ったのでコストコに寄ってみる。ここは家から割と近いんだけど、無理やり作った街みたいなところなのでなかなか通りかかる機会がない。折角だから寄ってみる。
ぷらっと一周してきたが、良く考えたらバイクで何も荷物が持ち帰れない。悔しいのでホットドックだけ食べて帰る。
これ安くていいけど(ドリンクセットで180円)上手く食べられない。絶対刻んだ玉ねぎをこぼす。どうやって食べたらいいか正解を教えて欲しい。
夕方やっとGB250を手を付けるが、シート、セルを外し、リアフェンダー、エアクリーナーをずらし、インマニから先に外してからキャブを外すという結構整備泣かせな手順だったりする。ゆうても30分以内でやるけども、個人でやるならイヤになる作業かもしれん。わし?わしはこのくらい仕事なんでよゆー、むしろ楽しいくらい。
結局何が悪いとかはない。ただフロート室にほんの少し、耳かき一杯にも満たない細かい錆が回っていただけ。
それをパーツクリーナーで洗ってまた組み上げて終わり。びっくりするくらいそれだけで完調。
オーナーは何が悪いか分からん、自分でもやったけど、もう二度と触りたくないみたいな雰囲気を出していた。簡単に言えばタンクの錆がすべての原因。あれこれ考えてもそれは複雑に考えているだけ。
一応フューエルフィルターを追加しておいたんだが、新たに新品を入れ配管の取り回しも変えて錆がキャブに回りづらい構造にしておいた。
当然まだ錆は落ちるとは思うが、取り回しとフィルターである程度抑えることが出来る。そして錆が溜まったころで、もう一度配管とフィルターを交換すればより安心なんではないでしょうか。
今回はナンバーが付いてるので試乗に行ける。素晴らしい佇まい。
そしてこのバイク、めちゃくちゃスポーツである。ハンドリングも素直、エンジンは6000回転から胸のすくような上昇を見せる。あえて言うならフロントブレーキがちょっと弱い。ブレーキパッドをスポーティーな物に交換してやれば峠とか楽しそうだこれ。
遊んでないでかえろーん