斜里から中標津に向かう峠に越川橋梁というものがある。
これ説明を読むと、戦前から戦中にかけて作られたものらしいが、ただの一度も汽車を通すことなく廃線となったものらしい。橋梁はあるがその前後には何もない。
全景をを撮るのは難しいのだけど、一度これを見てその時代を考えると昔の人の情熱を感じる。
ただ、勘違いとは恐ろしい物で、連れに川越じゃなくて越川だよと突っ込まれるまで名前を勘違いしてた。
その少し先に越川の温泉がある。入口の白く塗られたドラム缶があるだけなので、見逃したら探せない。
これだの施設なんだが、有志に支えられて素晴らしい泉質を誇る。
ザブンと湯に浸かり、晴れ晴れとした気持ちになるいい温泉。
ついでに温泉をハシゴしよう。
ここ、初めて来ることが出来た川北温泉。
今まで、大型バイクでは躊躇するような林道を、5キロ行かなければならないので単独ではやめておいた。
少し青みがかかった乳白色、これだけで悪い温泉ではない事がわかる。ただし、めちゃくちゃ熱い。
温度を設定してるんでもなんでもないので、オレンジのホースから流れ出てる水で好みの湯加減まで自分で調整することになる。
温度が下がるまで待てないおっさん2人は、水が出るホースに向かい合って温泉に浸かったんだけどね、ま、それもいいでしょう。
この日、相方の希望と、おいらの北海道ツーの目的のひとつが重なり根室に向かう。最北端と最東端は制覇しておきたい、その気持ち、分かる。