カブの純正キャブを油面調整した続き | JINのブログ

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3日ほど前にこのくらいにフロートを調整した。実はもう一度やり直してホント気持ち油面が下がるようにフロートを暖めて調整した。

どのくらいを目安にしたか?だいたいフロート室の上面から5mm下がるくらいに調整した。

これなんの確証もなく適当なんだけど、これくらいの油面だとセンタースタンドからサイドスタンドにしたくらいじゃお漏らしをしない。

 

でね、これ正規なやり方じゃない。どんな原因か突き止めていないんだけど、たぶんこのフロートの浮力が下がってるのかな。油面が変更出来なくて油面が高いとなると、フロートバルブと共に交換がいいとは思う。

 

そして油面が変わってしまったので、今度はパーシャル域で息付きが発生するようになった。たぶんちょっとだけ薄くなった領域が目立つようになったんだろうね。

 

夕方、このまま乗ってるのも気持ちが悪いから調整するんだけども、このカブ90純正キャブに82番から85番に変えただけ。たった3番で息付きが解消する。ついでにアクセルのツキが気になったからニードルの段数をひとつ下げてあげた。ここまで読んでる人には当たり前ですまないのだけど、ニードルの調整は最後の最後でやるような事で、ニードル自体では基本的に全体の燃料の濃い薄いは調整出来ない。ニードルを変えてスカッとエンジンが吹けるようになったよ?ってのは、メインはすでに合ってたってだけでスロットルの開度とテーパーの具合が丁度良くなっただけ。だいたいこういう症状は、排気量に比べて大き目なキャブを選択してると出やすい、症状が分かり易くなる。

 

わりとおじさんは細かい事を言っている。こうやって突き詰めて遊ぶ人用なんだろうね、キャブって、と思われるが、そんな難しい事はやってない。簡単な単キャブならば、油面、メイン、スロー、ニードル、ちゃんと燃料が供給されてるかってくらい。メインは全体の燃料の濃さを決めている、スローはアイドリング近辺からアクセル開け始め、ニードルはその繋がりと考えていいと思う。そしてこれらは独立して機能してない。

 

あんまり難しく考えなくてもね、こうじゃないかな?と思ったらそういう対処をしてみるだけ。そして一度に複数個所を変えない。それがいい方向に向かえばそれだし、悪い方向に向かえば逆ってだけ。新たな症状がでるならそこではなかったということよ。それが時間が掛かるんだけどもね。