天気もいいっからいっぱい走りたくなる。どこ行こうか散々あーじゃないこーじゃない先週から考えて、結局いつもの北陸方面を目指す。
と言っても真っ直ぐ行ったらすぐ着いちゃうので(うち群馬ね)、安房トンネルを使い、高山ー高岡と能登方面を目指してみる。
まだ県道360号が通行止めなはずなんで、高山からは高速を使う。
あっという間に城端。久しぶりに乗れたもんで、嬉しくて一気走りで一回目の休憩がここ。ここのハイウェイオアシスはいいことに温泉に入れる。それじゃあ入らないってのはないよね。
さすがに平日でも3人くらい人が居たもんで写真はないが、たぶん41,2度で適温、お湯も優しく人を選ばない。ざぶんと温泉に入るとやる気がみなぎるんだよね、自分の場合。
ここで考える。時間はまだお昼前だし、能登島にいいキャンプ場があるのを知っているが、同じ事をしても冒険心がくすぐられない。それなら先端の方にもキャンプ場があるし、行けるとこまで行ってみよう。
ちなみにここまでのルートが快適過ぎる。能越も快適だし下道を行っても楽しい。七尾だけちょっとパスすればどっちでも快適。その先が旧有料道路なんだけどもこれまた流れはいいし、交差点がないから非常に走り易い。そして終点能登空港からがまた
旧有料道路を降りてからもこの快適ルート。30キロ先の珠洲市まで信号で足を付いたの一回くらいだったかも。
で、こんなのがある。
なんかカッコイイ島があるのだよ。見に行こう。
そしてここキャンプ場でもある。先端までもう少しだけど、これはこれでカッコいいからここでもいいんじゃないのか?うん、ここにしよう、本日の宿営地とす。
おまけに能登路荘ってところでキャンプの受付をしてるんだけど、ここの温泉がもうね、ロビーから伝わる雰囲気でもう良さそうなんだよね。
決めた。
珍しくテントを出してから近くの街まで買い出しに行く。
買い出しの帰りもぷらぷら遊んで来るが、港を見つけたもんで1枚写真でも撮る図。山の民なもんで、港をバックに写真を撮ったらカッコいいんではないのかという安易な思考。
それにしても珠洲のスーパーの鮮魚の良さにはびっくりした。地物だけでどれにしようか迷うくらい選びたい放題。それに安いんだよね。
どうせそんなに食べられないから迷うに迷って地物のタイの刺身とサザエを4つ買ったんだけど両方で800円だもんな、安いわ。
よし、ガソリンを入れてキャンプ場に戻るか。
久しぶりに燃費を計算してみた。だいたい20は走ると思っていたんだけど、一回目の給油が下道メインでリッター21キロ。後半が高速と旧有料道路がメインでリッター23キロ。どっちもどっちだけど、タッチアンドゴーがない方がやっぱり燃費がいいみたい。
そしておれを迷わせる事態が発生する。
こ、これは物凄く良い物な予感がする、公衆浴場という名の建物を見つけてしまった。
さらに
対面は酒屋で立ち飲みをしてる人がいるんだ。こ、これは物凄くいいことなんではないだろうか!ここで飲んでもキャンプ場まで500mくらいだし歩いて帰れる。スーパーで買い物をしてしまったのが悔やまれる。
そうとなればせめて温泉だけでも、こっちに入るのが正解なような気がして来た。
そして見事に正解を引き当てる。昔ながらの番台方式に、おねえさんが座ってる。これだけでも現存してる価値がある。チャリーンとお金を払いいざ中に。
おお!まさしく昭和。建物は古くてもしっかり清掃されていてむしろ好感が持てる。ただシャワーから出るお湯が熱すぎて、地元の民はどうやって体を洗ってるか不思議だ。2人先客が居たので教えを乞う。
じーさんがこれをだな、こうしてだな、あれ?こうしてだな、あれ?あれ?
結果:湯舟のお湯を汲めばいいのだよ。こうなった。
そうだな、いつしかシャワーに慣れてそういう手段忘れてたな。やっぱり公衆浴場に来てよかった。ちょっと熱めの43度ってとこだけど、夕飯前の体には丁度良かった。
そのじーさんが言うには、最近イノシシが飛び出してくるのでバイクの運転には気を付けるのだよと優しい言葉をもらう。そしてそのじーさんは年間30匹イノシシを仕留めるというのだ。上には上が居て年間150匹仕留める人も居るそうな。そして一匹3万になるんだって。
え?!君ら年金貰ってるのはずなのにお小遣いも結構稼ぐのね。
よしキャンプ場に戻って飲もう。
食べ終わったゴミで申し訳ないんだけどね、こういうとこなんだよなあ。つまの下に保冷剤のパックが敷いてある。美味い魚を美味い状態で食べさせたいという気配りがいいね。
今日もいい一日だったなぁ。
今日は眠いから続きはまた明日。