大人になるとそうそう褒められない。まして仕事は出来て当然なもんで褒められるとかまずない。ところが先日のパブリカのダッシュ張替が褒められたもんでいい気になってる。いい気になって新たに仕事を貰って来た。
これ、箱スカのコンソールだと思った。
なるほどね、センターコンソールに大きな穴があけられ、二か所になんか赤い布が貼られていたが、ここにはウッド調の板が嵌められてるのが本当らしい。コンソールは幅からして3連メーターで埋め込まれてたのかしらね。
まずはウッドパネル的な物を制作してみよう。
型紙を作るが、凹んだところの型を取るって思う以上に大変。型が出来たらそれをアルミの板に写し取る。
乾かしてる間に大きな穴の方を埋めるパネルを作ってみよう。
穴が隠れるギリギリを合板から抜き出し、
これに例のスポンジを貼り、レザーを巻く。
このスポンジはバイクのシートを張り替えるように取ったのだけど、こんな事ばっかりに使ってしまい残りがわずかになってしまった。カタナのシートの色違いを持っていたいので、先週再度5mmのスポンジを10数リッター注文して置いたんだが未だに届かない。
現状カタナのシートは、赤にライトグレーのツートンカラーなんだけど、近所にもう一台同じカラーリングの1100が居る事を知ってしまう。おかしいなとは薄々思ってたんだよね、ホムセンで見ただとか、この前バイパス出るとこで見たよとか、農道で爆音出してたのお前だろ?とか、身に覚えのない発見情報が多すぎるから。
そんなもんで紛らわしいから自分がシートを変えてみようってことね。
それはそうと出来た!
まあこんなもんでしょう。明日これを固定してやればこっちは完成。
ワンオフで切り出してるんだけど曲げも難しい。
アルミなもんで適当なアールを探して一回しか曲げるチャンスはない。
ほぼピッタリ、多少の削るポイントはあるんだが曲げはこれ以上やるなら作り直しのレベル。
明日はこれにウッド調のシートを貼る。
このままヘアライン仕上げってのもいいような気もするんだけどね。全体のバランスを見るならウッド調なんでしょうなあ。
それにしてもこういう仕事すき。