輪島ツー 後編 | JINのブログ

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ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

高山から高速を使い高岡方面に向かう。しかしなんで高速って退屈なんだろね。折角バイクで出掛けてるのに移動してるだけなんだもんな。

 

一時間ほど走って我慢できずに高速を降りる。氷見から海沿いを流しツーリング気分を満喫する。そしてこの辺りおだやかで明るい海が気持ちいいんだ。

 

途中で以前寄った温泉に入ってみる。

 

岩風呂に半露天という作り。ちょっと高いところから海を見下ろす景色も気持ちいい。二度来たくなるってことはいい温泉なんだよね。

 

風呂から上がり、しばらく海沿いを行くが、このまま行くと七尾の市街地に入ってしまうのでまた高速に乗る。

そして現在の能越道の終点七尾から、おれの悪い癖というか楽しみが始まる。

 

「この道をこっちに行ってこう行けば、あの辺りに出るんじゃね?」

 

1人の時はこれを良くやるんだけど、連れが居る時は基本やらない。なんでやらないかというと機嫌が悪くなるから。これを面白がってくれる友達もいるんだけどね、バイクを電車とか飛行機の代わりのように思ってる節があるとこれを嫌がる。いいじゃんべつに暗くなる前に着ければ。

ぐるぐる回ってなんとか旧有料道路に出る。穴水を越え、のと里山空港ってI.Cで降りる。あとは輪島までちょっとなんだが、千枚田を観光する。

丁度水を入れてたところだった。

緻密な水田だねえ、芸実的でさえある。

 

輪島に戻り、本日の宿営地。

キャンプ場なんだがハイシーズン以外は無料だそうな。トイレがあって水が使えるだけでありがたい。そしてなによりこのロケーション、最高ですよ。適度に明るいもんでランタンは雰囲気でしか要らないくらいだった。

 

その後なにやら大学生くらいが後から来てどんちゃん騒ぎをしていたようだ。その後おまわりさんも来たらしいが全然知らん。大学生なんか2時まで騒いでいたらしい。ってか、その時間まで起きてたのか寝られなかったか、神経質な人はキャンプでは苦労する。おれは10時には寝たけどね。どんな状況からでも眠ければ2分で寝る自信がある。

 

翌朝

 

帰り支度は異常に早い。ゴミは当然捨てられないからタンデムシートに鎮座してる。一端のキャンパー気取る前に、自分のゴミは自分で片付ける、これ当たり前体操。どんなに偉かろうが自分のケツが拭けないぼくちゃんは嫌いだね。

 

それにしても能登って走り易い。

適度なアールが気持ちいいんだ。峠みたいに回り込むようなコーナーじゃないんだよ、どこも適度なアールでホント快適。

 

うむ、悪そう。

しかし乗ってる人はジェントルマン、否!そうなりてえなあ。

 

そして朝ごはん。

きっときと市場というところに去年寄ったんだけど、これが悪くない。その場で獲れたての魚をさばいて刺身やみそ汁、焼き魚にしてくれるところがあるんだが、2人でご飯も付けて2400円とかだったんかな、調子に乗って朝から食い過ぎたんだけど、どーも地元の人間に聞いたら観光用なんで、1人で行くなら裏の食堂がいいよと去年教わった。それがここ、きっときと食堂。

むかーしあった食堂のスタイルが残ってる。刺身や煮物の小鉢が並んでて、そこから取るスタイルが残ってる。もちろんセットの定食もある。

おやっさんの薦めで言われるままに注文したんだが、刺身の盛り合わせ、煮つけ、イカの黒づくり、自家製サバの干物、かけ中、あとなんだっけな、オカズが多すぎてご飯をお代わりしてしまう。そうそう、かけ中とは中華麺にうどんなんかのかけ汁という組み合わせ。これが全然違和感なくいける。調子に乗ったんで1550円という朝飯になる、次は気を付けます、はい。

 

食うも食ったし、しばらく走って相方とバイバイ。なにやら夕方から用事があるということだ。

 

 

おれは夕方までに帰ればいいもんで、温泉を探しながら帰る。

 

なにこれ、この温泉いいじゃない。

 

ところがだ、今日は休みだって言ううんだよね。定休日か確認したら、お客さんの予約がないから今日は休みなんだって。それじゃ次は怖くて来れないなあ。

 

 

 

 

それにしても、なんてまとまったツアラーなんでしょう、異常に疲れない。淡々と距離が延びるバイク。あえて言うなら純正のカウルはもっと疲れない。ノーマルに戻すのが悔しいからもう一台K100のLTを買ってしまいそう。置くとこがないんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はどこ行きますかねえ。

春は短いなあ。