一見リアサスが赤いだけのカブ
こいつは見かけによらない俊足を見せる150cc
だが、悲しいことに中華製エンジン
たったの1000キロも走ることなく乗れなくなってしまっている
原因はミッションなんだが、2速が使えなくなってしまってるんだ
一回ばらして確認してるんだけど、2速のドグギヤが削れてる
細かい理由はいくつかあるが、まず加工精度と加工技術でノーマルのカブのミッションとは比べものにならないくらいおもちゃ
ドグギアに迎え角を付ける事もない、焼き入れの甘さ、アルミの鋳造技術、このあたりは触れば分かることなんだが、プライドがないのか何をつくってるのか興味がないのかほーんと適当
中華やるぞ、すげえわって仲間も居る
それは乗れなくもかまわない状況になってもいいなら、中華すごいにおれも同意出来る
それがおもちゃならまだいいのよ、ホントに中華すげえよ!って思うなら、中華製ブランドの乗用車を買いたくなるかって話
世界の下請け工場なんで、ちゃんと管理、教育をして検品すればもちろんちゃんとした製品も出来る
中華製メッツラーとか好んで履くくらいおれは信用してる
この辺りの信用を製品全般につけるにはまだまだだと思うわけよ
それでもだ、日本製には出来ない芸当がある
信じられないくらい安価で、安全性耐久性を無視して、とてつもなく速いエンジンを供給してる
一度この甘い汁を吸ってしまうと抜け出せない
もう一度このエンジンを冬のうちに直そうと思う
途中で充電が切れてしまったり手が汚れているもんで写真が少ないんだけど、結論からすると日本製のパーツを移植してこのエンジンは直せない
分からない、もしかしたらあらゆるパーツに精通してれば、国産のパーツを組み合わせてミッションを仕上げることが出来るのかもしてないが、手持ちのエンジンと知りうる限りの知識では無理だった
補修パーツは何か月前から探しているが、どこも在庫なし
在庫なしというよりアフターケアなんかする気ないのだと思われる
まあそりゃそうだ、エンジン単体で4万で売ってるし
計4機ばらして組み直してる時間があるなら、買い直したほうが早いもんな
こいつは部品取りで、新たなエンジンを手に入れるしかないんだと思う
ところでカタナ1100
こいつに乗らないのはトップブリッジがアンダーブラケットと合ってないのを無理やり合体させてあるのに嫌気がさしていたから
なんとか加工して組んではあるが気持ちが悪い
そこでこいつのトップブリッジをワンオフで作ろうと採寸して、まかり間違ってなにか市販で合うトップブリッジはないのかと探してみたところ
フォーク径41φ、フォークスパン200mm、オフセット35mm、ステム径22mm
ん?
んん??
おいおい、これに近いスペックってZZR400じゃん
ステム径の18mmと22mmの違いだけってここが一番加工し易いとこだし
まあ良くわからんし実物を買ってみる
話はそこからだな