先週台風一過を狙って伊豆まで行って来た。もう通い慣れてしまった感のある御殿場まではノンストップのフル高速でパス。
行ったことのない西伊豆目指してバイクを走らせ、西伊豆スカイラインの絶景ロードを満喫する。
写真を撮ろうと思ったが、たぶんこの半島と尾根を行く道、そして海を見下ろす景色を伝えられそうもないんで自分の記憶だけに留めることにしたほうがいいと諦めた。
そして雲見まで行って海を眺める。
海に落ち込む断崖の岩肌が荒々しく、恐ろしいくらいの迫力だったりする。
よし帰ろう、目的はこっち
沼津漁港の三色丼、美味い!
内容は季節で変わるがマグロ、アジのたたき、カンパチと、夢中で食べる美味さ。
帰りはあえての遠回りをしてみる。新東名を使ってみたいだけで1区間だけ乗る。
サービスエリアからの駿河湾、悪くない。
高速は道も広くものすごく緩やかなカーブの連続でとても走りやすい。
特にトンネルは良く出来てる。道幅も圧迫した印象受けない造りなんだろうが、照明がたぶん進行方向に向かって均一に配光されてる。変な話、トンネルに入った瞬間視界が開くような印象を受ける。
そこから精進湖、野辺山を経由して家を目指すが、さすがに野辺山は寒いね。フリースを持ってきて大正解だった。
ところで次期ツーリングマシンを考えてる。ZZR1400はこういう使い方ならいいが、知らない道をあっち行ってみよう、こっちはどうなってるんだ?みたいな使い方に向かない。というのも満タンからの航続距離が350キロほどしかない。現実には260キロ過ぎくらいでエンプティランプが点くことになる。それでもあと90キロ走れるんじゃないの?と思うんだがふつーエンプティー点きながら楽しく乗れないと思うのよ。特にこのバイクはランプが点いたら点滅を始めて、マルチ液晶メーターが他の表示をさせなくしてしまう。これってあと何キロ乗れるのかも分からなくなってしまうってことなんだ。
もうちょっと燃費が良ければ気にならないんだろうが、こればっかりは後からどうこう出来ない。それと燃費と言うと、このクラスで燃費気にするとかどうかしてると言われるんだが、問題はそこじゃないんだ。高速乗る前にスタンドの心配、北海道には300キロスタンドがない区間がある、早朝出て行って2時間後にスタンド探し、高速乗ってからも次ぎのスタンドまであと何キロか、下道でちょっと知らない道入ってまたスタンド探しに戻ってくる、こんなのに疲れてしまうんだ。
これが最初のバイクとか、以前乗ってたVmaxからの乗換えなら気にもならないだろうけど、その後ZZR1100D、1200Cと共にリッター22キロ以上リザーブまで400キロは走れるバイクからだと一番の不満な部分だったりする。
まだ不満を言うなら大トルクで高速よりなハイギアードが、2速で峠のほとんどをカバーできてしまうところも不満だ。きついヘアピンで遅くはないがかったるい瞬間がある、そのくせそのまま180キロくらいまでは加速してしまう。さらにアクセル全開でとんでもない加速してくれるもんだから、いっつもアクセルをじんわり開けて行くことしか出来ない。お陰で1400に乗り換えてからあれだけタイヤの騒ぎをいつもしていたのに8000キロタイヤが持ってしまった(いいことなんだけど)
ということでね、1100Dを候補にバイク買う。そんなこと考えてたらBMWのKシリーズもいいんじゃないのかと思い始めてる。