著者 町田その子
あちらもこちらも複雑な家庭
その中で、家族の在り方
母親と娘の関係を修復し
長年の姉妹の軋轢を克服し
「家」の呪縛に苛まれ、、、
人間関係、それも、ごく近い人間関係のこんがらかった糸をほぐしていきます
その時々に、お料理が、”ほっこりスパイス”を与えてくれます
理想的な母親業など無いのだし
母親に期待しすぎてはいけないのです
主人公は、宙(そら)という名の女の子
彼女が保育園時代から高校生になるまでの間の話
そして、自立してからの後日談も
宙には、生みの母親と育ての母親がいます
宙は、成長しながら、料理を覚えていきます
その手料理で、頑なな人の心を和らげていきます
最初は、宙が、料理に助けられたのです
やさしく包んでもらったのでした
家族のありかた
家族の関係性を考えさせられます