著者 高山真
映画化され、一年前公開済みです
鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子ら出演
演技巧者の鈴木亮平が主演ということで
映画の方は、ちょっと怯みました
※日本アカデミー優秀主演男優賞です
そこで、活字で読むことに、、、
ストーリーはゲイカップルの純愛ですね
片や、中学時に母親と死に別れ
片や、闘病中の母を献身的に支えています
そんな泣けるエピソードてんこ盛り
そして、純愛です
斉藤浩輔（鈴木亮平）の父親が、妻（斎藤浩輔の母）の闘病中の気持ちを、息子（鈴木亮平）に吐露した言葉
出会っちゃったから、しょうがないだろう
出会っちゃって、お互いまだ大事に思ってるんだから、しょうがないだろう
お互いまだ大事に思ってて、しょうがないから、やっていくしかないだろう
(80ｐ)
この父親の気持ちが、斉藤浩輔（鈴木亮平）を前向きにさせてくれます
これは、もう、恋じゃない。
でも、愛だなんて、恥ずかしくて、とても言えない。(93p)
浩輔は、パートナーの母親（闘病中）のことを、パートナーと一緒の気持ちになって助けていきます
主に金銭面になりますが、それをパートナーに気を遣わせないようなやり方で、援助します
自分は早くに母を亡くし、親孝行のまね事がしたいと
エンディングに向けて、予想外のことが起きました
あとは、もう涙涙😭でした
悪い人が現れないことに救われます