NODA・MAP第26回公演
作・演出 野田秀樹
博多座で観劇しました
野田秀樹さんは
このお芝居で
なんともいたたまれない不条理を感じ取ってもらいたいと切に願っているそうです
なかなか面白かったです
潰れかけた遊園地で、お芝居をする(劇中劇)のですが、、、
言葉遊び、ダジャレ、アナグラム
インテリ野田さんの秀逸な脚本が光ります笑笑
妄想か現実か?
不思議の国のアリスが始まったかなと思ったら、あら、ピーターパン?
見えているのか、見えていないのか
成田闘争から、カジノリゾート開発、VRやメタバースまで
ストーリーは複雑で、荒唐無稽?
ちょいちょい笑わせてもらい、中盤までは、コメディかと
そして
最後は、まさかの方向へ
シビアな重い問題に向き合うことになりました
まさに不条理
全身で感じましたよ
胸に迫り来るものがありました
松たか子さんの熱演に、感動しました
帰りに気がつきました
ロビーに行列ができていました
何の行列?
50cm四方ほどのアクリルケースの中に、ステージ模型があって、皆さん、それを撮影していました
ワタクシ並びたくなくて、撮りませんでしたが、やっぱり撮ればよかったと後悔しました
初めて観た野田作品(10年くらい前かしら?)は、ドタバタ加減が衝撃的で、マシンガンのように繰り出される台詞に圧倒され、あまり味わえなかった記憶があります
それ以来、2度目の野田作品ですが、今回は、十分な心構えでw鑑賞できました