瀬織津姫をご存知ですか?
古事記や日本書紀には登場しませんが
大祓詞の最後の方に名前が出て来ます。
謎の多い神様で根強いファンも多いようです。
この神様の詳しい説明は記事の最後に掲載している
参考サイトをご覧ください。
瀬織津姫については諸説ありすぎて
結局のところどれが真実なのかは不明です。
水に関係する神様なので厳島神社や弁財天、
あるいは龍神だとする説もありますが
それぞれが自説を展開すればよろしいかと。
ちなみに私の場合は今のところ
天照大神(男神)の正妃が瀬織津姫。
(男神である天照大神の妻神が瀬織津姫)
という説を支持していますが
これについて根拠を並べて長々と論説を
展開するのは興味がないし、そんな力量も
ないので、やめておきます。
今回は瀬織津姫を祀る神社の紹介です。
早吸日女(はやすいひめ)神社
大分市佐賀関(さがのせき)にあります。
神社の由緒書には名前がありませんが
この神社の祭神は、確かに瀬織津姫です。
間違いないです。
ファイナルアンサーです。
なぜ、そう言い切れるのか。
だって宮司さんが
そう言ったんだもん!
(言い方が小学生)
こちらの神社では塩を販売しているので
塩を買う時に宮司さんへ直接聞きました。
ちなみに、この神社の千木(ちぎ)は
なぜか外削ぎと内削ぎが混在しているので
そのことに触れて質問したんですが
宮司さんの回答は
「瀬織津姫がご祭神だからです」
と、サラリとした梅酒みたいに
サラリと答えてくれました。
「えぇ?!瀬織津姫が祭神だなんて、あーた。
そんなこと言っちゃっていーんですか?」
と内心思ったものの、実は宮司さんの
言質を取りたかったので、知ってはいたけど
あえて知らないフリをして聞きました。
(おぬしもワルよのう)
読者①「ちょ、待てよ」
読者②「千木(ちぎ)って、なぁに?」
説明しよう!
(ヤッターマンのアレ)
千木とは神社の屋根のむねの
両側に交差させた木材のことで
外削ぎは祭神が男神
内削ぎは祭神が女神
と言われています。
私は「垂直が男神、水平が女神」
と覚えています。
タテ=火=男性原理=▽=↑
ヨコ=水=女性原理=△=⇔

外削ぎと内削ぎの千木が混在する本殿
写真は参考サイトより借用

高千穂にも「瀬織津姫神社」という
そのまんまの名前の神社もありますが
多くの場合、隠されているようです。
これからの時代・・・
隠されていたものが
表に出る仕組み
のようです。
そういう訳で
瀬織津姫やアラハバキ神や
ウガヤフキアエズ王朝など
歴史の闇に葬られ隠された
存在が表に出る、光が当たる。
人間社会で言えば
縁の下で苦労してきた人に
スポットライトが当たる
という感じでしょうか。
上と下がグレンとひっくり返る
適正な評価を得ていなかった人が
適正に評価されるというか・・・
どうやら、そんな時代に突入した模様です。
さて、あなたはこの記事を読んで
どんな感情を持ちましたか?
ワクワク?
ヒヤヒヤ?
実はその感情こそ、あなたが
これまでどのように生きて来たかを
理解するバロメーターになります。
もっと言えば、陰徳を積んできたか
そうでないかを判断する材料になります。
そして、それを見定めるのは
閻魔大王=自分自身という訳です。
さて、あなたはどうですか?
早吸日女神社(大分市)で出会った蛇
(大分市佐賀関から勧請されています)
不動君「おら、メラメラすっぞ」
うすさま君「背中が燃えてるってばよ」
早吸日女神社の詳しい説明は、こちら↓
<参考記事>
千木の説明は、こちら↓
瀬織津姫の画像はこちらから借用↓
「上記(ウエツフミ)」とウガヤフキアエズ王朝の話↓
大分市 霊山寺(天台宗)の弁財天
佐伯市 大日寺(真言宗)の宇賀弁財天









