皆さん、いい休日をお過ごしですか?(#^.^#)?
10日間の連休、サイコーですよね。
無論、GWは稼ぎ時で休みなんかないって人達もいるでしょうが。
4月頭は花粉症が酷くて最悪やったっス(;´・ω・)
スギ花粉がめちゃ飛んでるのに調子こいてトレッキングに出かけたからかな・・・
んなことはおいといて・・・
今更気づいたんですが、今年に入って1回も溶接についての投稿がない(;^ω^)
もう平成も終わり、新元号が令和になるっていうのに・・・・
たしか、このブログって溶接の魅力を伝えるためにはじめたよな・・・
これじゃ、趣味のブログやんけ
申し訳です
てことで、今日は溶接のことを少し語ろうかなと思います。
これまでの実務経験を経て、役に立つ技術・メリット (TIG溶接について)
TIG溶接のメリットといえば、もう知っての通り
スパッタ・スラグや火花が出ないとか、
溶接音が静かなこと、共付けができること(俺はナメ付けって言います)
あと何といっても溶接品質がいい♪
ビード外観が綺麗なのが特徴ですよね。
ま、それについては実務経験が薄い人も分かる初歩的な知識なんですが、
実務経験をそれなりに経験した人しか分からない技術・メリットがあるんです。
もちろんメリットがある=デメリットも考慮しないとだめですよ。
まずはレーザー切断された切り板の材料の歪みをとる。
このようなレーザーで切断された材料を使用して溶接することが
多々ある製造業に在職中の人達にとっては朗報っす♪
レーザー切断で切った材料は若干歪んでますよね。
そんなとこ確認せずにそのまま溶接してるかもしんないですが、
やっぱり品質重視の会社ならその辺も視野に入れながら
より良い製品を製作してると思うんです。
このような厚物のレーザー切断材料は歪みをとるのに、大抵の人は
デカいプラハンなどでガンガン叩いて直してるのをよく見ます(-_-;)
そばで仕事してると「うっせーな・・・ビックリすんじゃんか」ってなりますよね。
歪みもある程度、真っすぐにするのに時間かかるし、
打痕が残るかもしれない。
この時にTIGを使用するんㇲ♪
写真の切り板が黄色点線のように歪んでいたら
赤点線の黒皮を除去してC面を取り、TIGであぶると
あら不思議♪歪みが直った
もちろん溶接条件は板厚・材質によるので検証は必要ですが
ガンガン叩いて材料の品質を下げたり、無駄な体力を使うより
よっぽど効率がいいんではないでしょうか・・
ちなみに自分は12mmレーザー切断鋼板の材料を
このやり方で歪み取りしてます。
歪みが酷い箇所の角をC面取りして黒皮を除去し、
150Aぐらいで、共付けするような感覚で走ります。
簡単に説明すればこんな感じですが、その時々によって
トーチスピードや熱のあぶり具合など変えて感覚を掴まなきゃいけないㇲよ。
機会があったらためしてみてはいががっすか?
それでは~(@^^)/~~~