JIS溶接試験 専門級SN-2H溶接 (*'▽') 実技 | 溶接マン WELDING

溶接マン WELDING

溶接の基礎知識・技術そして魅力

 ι(´Д`υ)アツィー!!!!

暑いっス。いやいや、5月で暑いって言ってたら、7、8月どーなるんじゃい!!

ま、溶接工にとっての地獄の季節が近づいてきたよおお滝汗

 

てなわけで、今日は横向きに挑戦!!

裏当て無しの炭素鋼・中板突合わせ溶接なんで溶接資格記号はSN-2Hです。

 

セットして、さっそく一層目から♪チュー

あ、仮付けの手順は省きます。もう前回の立向きで説明したんで楽勝ですね。

電流は110Aぐらいで電圧は18Vぐらいでいきます。

今日はPanasonicの溶接機を使用します。

残念ながらダイヘンは全部他の人が使用していました。チーン

(自分的には使いづらい・・・ダイヘンがいいショボーン)

 

横向きは裏波が出にくいのでルートギャップを若干広めにとります。

2mmから2.3mmぐらいかな。

立向きと同様にプールを形成し、炎が裏に突き抜ける感じで進みます。

遅くてもダメ、早くてもダメです。早すぎてワイヤが抜けそうになったら少し戻します。

こんなもんかな・・・裏はどうかな?

 

もちょっと出てたら言うことないんだけど・・・・えー

とりあえずは溶け込んでいるようなので良しとしますか。

 

次は二層目にいきます。

電流は140Aぐらいで電圧は19Vぐらいでいきます。

電圧は一層目は低めに設定し、二層目からは気持ち高めに設定します。

ちなみに横向き二層目は2パスでいきます。

2パスって2本ビードを形成するってことです。

すみ肉で説明するとこんな感じ♪

もちろん下側にストリンガーで走るんですが、開先を1mmから1.5mmほど残すのがポイントです。

「ちょっと盛りすぎたかな・・・・キョロキョロ

スラグは必ず取りましょうね。

そして、上側にもう1パス♪

上側は開先が隠れるぐらいに盛ります。

ここまでが二層目です。(スラグ残したままですけど、ちゃんとキレイにしましょうね。)

 

いよいよ三層目です。

普通は3パス走るみたいなんですが、僕は2パス仕上げでいきます。

3パスの場合はストリンガー。2パスの場合はウィービングで仕上げます。

ここで下側の開先を目印に、開先を覆い隠すようにウィービングしていきます。

あまり広くウィービングすると垂れちゃうので気を付けてくださいね。

(オーバーラップしちゃうよオオオオ・・・ゲッソリ)

次に上側を下側のビードにちょっと被せ気味にウィービングしていきます。

被せすぎるとアンダーカットの恐れがあります。

うーん・・・・イマイチだなあ・・・真顔

もちょっとキレイなビードに仕上げたいな・・・。

 

とまあ、こんな感じで・・・もー少し練習してみまっす♪

ではでは・・・^^