ガス溶接技能講習 その4(#^.^#) | 溶接マン WELDING

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 こんちわ!!

今日はガス溶接の取付を実際にやってみるっす。ニヒヒ

まずアセチレンと酸素の容器を持ってきます。

ガス容器が転倒しないようにチェーンでしっかり固定するんだけど、

アセチレンガス容器を設置する際に可溶合金栓の向きを考えて

容器の設置方向を整えます。(逆火した際の炎が噴出する方向に酸素容器が直接当たらないように設置)

そして酸素容器のガスを数回噴出させて、容器弁充てん口のまわりに付着している水分、ほこりを

ふきとばして除去します。DASH!

放出口を身体の方向に向けないこと。(もちろん人がいる方向に向けるのもダメよ。)

「あ、ムカつく上司にならOK!!(嘘です(笑)爆  笑)」

ついでにゴムパッキンの損傷や劣化の有無を目視で確認しとくのもいいかも。

 

次は調整器を取り付けます。

取付前に調整器の接続口金具当たり面に傷が無いか、ゴミなどの異物が付着していないか確認し、

調整ハンドルが緩んでいるかを確認します。

そして取付の際、圧力計が見える方向に調整します。

間違っても油やグリスなどで汚れた手または革手で取り扱ってはダメよちゅー

アセチレンのほうも取り付けます。

あんまりガッツリ締めすぎないように!!

お次はホース!!

酸素側は青のホース、アセチレン側は赤のホースを取り付けます。

これはそのままカチッと差し込むだけのモノだし簡単だね。ニヤリ

そして吹管も取り付けます。(これは溶断用吹管)

写真のように酸素側だけ取り付けます。

アセチレンホースは吸い込み確認を行ってからなので、とりあえず今は取り付けません。

ここまで準備できたら、いよいよ容器弁を開きます。(ゆっくりとね照れ)

この場合、身体を調整器に対し斜め後ろに位置し、特に圧力計には正対しないことです。

(万一圧力計が破裂することがあってガラスの破片などが目などに飛んできたりするのを防ぐため)

そして吹管のバルブを閉じた状態で酸素の圧力をそれぞれの所定の圧力まで上げます。

所定の圧力例は酸素0.2~0.4MPaです。これぐらいが標準かなと・・・口笛

あ、そうそう必要以上に容器弁を開け過ぎないようにしましょう。

そしてT型ハンドルは付けっぱなしにしておきます。

ここで吹管の吸い込み確認をします。(インジェクタ構造を持つ吹管の場合)

バルブを所定の開けて、親指で吸い付きがあるか確認してOKならアセチレンのホースを

吹管に取り付けます。「バルブは閉じておきましょうニコニコ

次はアセチレンガスの圧力をそれぞれの所定の圧力まで上げます。

この場合、アセチレンは0.13MPaを超えないように注意すること。

破裂しちゃうよドンッなんてね・・・でも危険だからそこは守りましょう。

所定圧力例はアセチレン0.02MPa~0.04MPaです。

で、ここでも容器弁の開け過ぎ注意とT型ハンドルは付けっぱなしです。

何故つけっぱなしかというと、万一、ガス漏れや逆火が起こった場合すぐに容器弁を閉じることが

できるようにするためです。

最後に各接続部、容器弁などから漏れが無いか、石鹸水などをつけたり

ホースを水に入れて確認します。

これで準備OKでやんす。グラサン点火する前にグラサン付けてね♪

ちなみに遮光用のグラサンですよ(笑)

次回は点火の手順と実際に作業をやってみます。

 

ではでは・・・^^