いやあ、ゴールデンウィーク何かと忙しすぎてまったく更新してなかった(;'∀')
なんか文字が見にくいとのご指摘があったので普通文字にしてみます。
今日は前回の続きのガス溶接装置の取り扱いについてでやんす。
まず、ガス溶接装置の構成がこんな感じ。
溶接なのか溶断(切断)なのかで扱う吹管が違います。
溶接吹管はフランス式溶接吹管を使用します。
これの他にドイツ式溶接吹管もありますが、使いにくかった
んで、溶断はこの吹管です。
まずガス容器(酸素・アセチレン)を用意します。
ガス容器は充てんガスの種類が容易に識別できるように塗装してあります。
図を見れば分かるように・・・・( ゚д゚)!「って、ほとんど鼠色やんけ!!」
まあ、このガスは注意してくださいよ的なモノに色づけしてあるんちゃうの…たぶん・・・
んで、今回使用するアセチレンは溶解ガスで、多孔質の珪酸カルシウムで作られた
マスが詰められています。溶解アセチレンはこのマスにアセトンやDMFをしみこませて
加圧充てんし、15℃で1.5MPaの圧力になるようにしてあるんです。
では容器弁の構造を見てみよう。
この図のヒューズメタルと明記してある箇所の管が可溶合金栓安全弁と呼ばれるもので
安全装置として105℃の熱で作動します。
要は容器内部のガスを容器外に放出する仕組みになっているんです。
特に逆火の時はここから炎が噴出するから恐ろしいㇲね。
ちなみに逆火とはガスの噴出速度より燃焼速度が速くなるか、
燃焼速度が一定でも噴出速度が遅くなるかして炎が吹管もしくは
ホースを通って容器まで戻ってしまう現象です。
「容器まで戻ることはあんまり無いような気がする・・・乾式安全器ついてれば・・・」
「いや、ホースが焼き切れてしまうかも・・・」
火口から吹管通ってホース伝って乾式安全器やぶって調整器カチ無視して
容器にたどり着く・・・まずありえんやろ・・・・
ま、とにかく直射日光の当たるようなとこに保管はダメよ。
容器の温度は40℃以下に保ってください。
横に倒してもダメよ。漏れちゃう恐れアリなんで・・・
酸素容器の説明はいいっしょ。
めんどくせーもん(笑)
明日はガス溶接の取付順序を実際にやってみて説明していこうかな。
ではでは・・・^^