ガス溶接技能講習 その2(#^.^#) | 溶接マン WELDING

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溶接の基礎知識・技術そして魅力

 昨日はアセチレンの危険性を認識したので今日は酸素の危険性について語ります(*'▽')

 

 

地球を取り巻く大気中には酸素が約21%含まれていて,その酸素は燃料燃焼や

生物の呼吸によって消費され、二酸化炭素が排出されるんですが、植物類の光合成により

二酸化炭素の炭素が固定されて酸素が放出されるので大気中の酸素濃度は一定に保たれているんです。

 

 

豆知識♪ うんちく語らしてもらいました(笑)

んなことはどーでもいいとして、酸素は支燃性で燃焼を支えるガスだと前回言いました。
酸素自体は燃焼しないんですが、燃料など燃焼させるためには酸素は必要なんです。
良くもあり悪くもあるんですが、酸素中で可燃物が燃えると
燃焼速度が早いことや火炎温度が高いなどの危険性が著しく高くなる。
可燃性ガスだけ燃える炎より、酸素濃度を上げて混合された状態の炎は何倍にも膨れ上がるんす。('◇')ゞ
酸素濃度の高い室内などで衣服に火が付くと
激しく燃えて消火が困難になり火傷で焼死する恐れもあります(-_-;)
この画像・・なんで下着だけ燃えてないんだ?(。´・ω・)?・・・エロいよな・・・(;'∀')
 
嫌なのはガス漏れに気づきにくいことだ。
プロパンやアセチレンなどは特有のガスくさい匂いがするので
気づくことができるが酸素は無色、無臭、無味の気体であるため気づかないっす。
「無味って・・・誰か食ったんけ(。´・ω・)?」
 
あと皆さん知ってのとおり酸素濃度が少ないと酸素欠乏症になる危険性があります。
でも高すぎもダメなんㇲ。
純酸素や酸素分圧の高い空気を吸い続けると酸素中毒になって
痙攣発作などの有害な症状が現れてきます。
ガスの知識についてはこんなもんで十分でしょう。
次回はガス溶接装置取り扱いなどについて語らしてもらいます。
ではでは・・・^^