製図基本について | 溶接マン WELDING

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溶接の基礎知識・技術そして魅力

 今日は製図について語ろうかな(#^.^#)

溶接の仕事に携われば必然的に図面を見て製品を製作していくことになると思います。

そこで図面の見方がわからないなんてことがあれば「君、図面も理解できずによく溶接やってるよね・・・」

って小言を言われかねない・・・・(-_-;)

大丈夫!!ウインク溶接の図面なんてそんな難しいもんじゃないㇲから(^^♪

図面は簡単に言えば一定の情報を他のものに伝える手段であり、

その場合図面を書く上で各種の約束事が必要であります。それが製図規格!!

 

国際規格・・・・・・・・・国家規格・・・・・・・・・・団体規格 

 国際標準化機構(ISO)    日本工業規格(JIS)

 

端的に表すとこのように分類される・・・・てかこんな堅苦しいのはヤメヤメ('◇')ゞ

 

こんなことは覚えなくてもいいんです。

要は図面を見て「ああ、こんな製品でここをこのように溶接して仕上げればいいんだな」

と理解できれば一人前だと思います。(笑)ニヤリ

で本題に入りますね。まず投影法!!

投影法にも正投影・等角投影・斜投影の種類があって図の種類も正投影図・等角図・キャビネット図があります。

これも特に覚える必要もないですが知っておいて損はないかも。

で投影図は大三角法によって描くんですね。図面の右端にあるこの記号・・・

これは大三角法の記号になります。多分だいたいこの記号が表題欄に示してあるんじゃないかな。

そして大三角法の配置がこれ。

立体図のABCDEFは見る方向で実際にその方向から見た図が正面図、平面図、下面図など

といった表し方をするんです。

でもここまで分かりやすい図面を作成している会社、僕はあんまり見ないㇲね。

(結構転々と会社を渡り歩いたが(;'∀'))

だいたい正面図と平面図と右側面図の3面であとは自分で想像しろみたいな・・・ガーン

(必要最低限の図面で表さないと設計者の仕事が増えて非効率的)

なので、その3面図でだいたいの立体図を頭で認識する必要があると思います。

大三角法の配置を理解して立体図を描く練習をしてみたら、おのずと

「あ、こんな形のものを表しているんだな」と認識できるようになると思います。

あと線の種類もいろいろあるんですが、実線とかくれ線と中心線とハッチングを覚えれば、

だいたいは理解できるんじゃないかな。

もうお分かりのとおり実線は物を描く線のこと、かくれ線はその名のとおりかくれている線

(本来その方向からは見えない線)、中心線は物の中心の線、ハッチングは物の断面図に用いる

(ザクっと切った断面)とまあこれだけ覚えればいいんじゃないかな。

あとは寸法補助記号も大事かな。

直径は俗に言うファイ。パイって呼ぶ人のほうが多いような気がする。(気のせい?)

そして半径R、板の厚みを示すT、45°の面取りを示すC。

これぐらいは覚えておいたほうがいいと思います。

長くなりましたので続きはまた明日(#^.^#)

バイちゃ!!