若い力・ベテランの力 | 金沢競馬担当日記

金沢競馬担当日記

金沢競馬のレース実況を担当するアナウンサーが、金沢競馬に関するあれこれをつづります。

こんにちは、泉です。

金沢競馬は県営第十二回の前半戦が終了。

 

10/10の1R、レース名は「スポーツの日若い力カップ」

まず私としてはスポーツの日に引っかかってしまったのですが

2020年に改称されたのでいい加減慣れないといけませんね。

もっとも体育の日が10/10に限らなくなったのもいまだに違和感が

あるくらいなので、そこからだったりするのですが(笑)

 

 

この日の1R前に打ち合わせがあるというので

1Rから一体何があるのかな?と思っていたのですが

ポイントは「若い力」でした。

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(金沢競馬の若い力、魚住騎手。なお今回の記事と

直接関係はありません)

 

 

「若い力」とは

 

「若い力」は戦後間もない昭和22年に金沢市を中心に開催された

第2回石川国体でスポーツの歌として制作されました。

 

この時、この歌にあわせて演技も創作され、国体の開会式では

金沢市の小学6年生男女4,000人が大観衆の前で堂々と

素晴らしい演技を披露しました。

 

この演技は当時石川師範学校男子部付属小学校に勤務する

稲葉四郎先生ら3名によって創作されました。

 

稲葉先生は子供たちが明るい未来を見据える力強さと

夢や希望を持ってほしいとの思いを込めてこの演技を作りました。

 

今でも「若い力」発祥の地、金沢市営陸上競技場では

金沢市立小学校6年生全児童が

この演技を脈々と受け継いでいます。

(紹介VTRより引用)

 

 

「若い力」は金沢においてスポーツ文化の一つの象徴である

という事を紹介するVTRが流されたのですがその紹介文の

読み上げをして欲しいとのことでそれについての打ち合わせでした。

 

紹介に続いてほくりくアイドル部の皆さんによる若い力の

演技の映像が流れましたが、どのようなものかは

金沢競馬LIVE中継のアーカイブや金沢市スポーツ事業団の

YouTubeチャンネルなどでご覧いただけますので

ぜひチェックしてみてください。

 

それにしても金沢で仕事をして10年以上になるのに

この若い力のことを私は知りませんでした。

まだまだ知らない文化や物事が金沢にはあるのだなと感じ

より金沢・石川に興味を抱くきっかけになりました。

 

 

 

翌日の10/11はベテランの力が遺憾なく発揮されました。

この日が46歳のお誕生日のこの方

 

堀場裕充騎手です!

この日は3勝の固め打ち。

それだけでも凄い事ですが

 

2R単勝 620円

 

4R単勝 1,180円

 

5R単勝 2,050円

 

 

と何れもなかなかの配当をマーク

 

特に4Rの3連単は559,760円と高配当を演出!

存在感を示しました。

 

 

私は堀場騎手と言えば、自分が実況したこともあって

タートルベイで制した北國王冠が印象深いです。

道中かかりそうになるタートルベイをなだめてなだめて

一転勝負どころでは果敢に動く騎乗ぶりに感嘆しました。

 

先日の沖騎手の重賞制覇もそうですが

ベテランの力が、その活躍が金沢競馬に大いに刺激を

与えるのは間違いありません。

これからも期待しています!

 

 

ところで堀場騎手が高配当を演出した4Rですが

金沢競馬ランチタイムプレミアム対象レースでした。

(金沢競馬ランチタイムプレミアムとは?→こちら

10月は12時台の3連単がお得!ぜひお見逃しなく。

 

 

金沢競馬次週は規則的な日曜、火曜の開催です。

10/18(火)には重賞・金沢シンデレラカップ

行われます。ぜひご期待ください。